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VFR400R(NC30)でたまにミニサーキット走行。C24セレナ(トランポ)と時々カメラのお話し。
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ここ最近のフロントブレーキの不調を解消するべく無謀なブレーキホース作成に挑んでいる訳ですけれども。
 
前編を読んでない人は先に読んでもらうと話しの流れが判るのではあるまいかと。
 
 
で、なるべく垂直になるように慎重に切ってはみたものの、どうにも人力。切断面に美しさを求められようはずもなし。
 
ホース切断後
 
切断面はギザギザのジャギジャギになってます。俺の名を言ってみろ。ゲッヘッへ。
青くなってるのは鋸の刃の塗料ですな。
当然このままでは使える訳もないので、ビニールテープを剥がして中のテフロンホース部分をカッターで垂直に切り直して、メッシュ部分はニッパーで丁寧に剪定しましたよー。
 
オリーブ装着
 
で、先にフィッティングを通しておもちゃドライバーセットに入ってる針のお化けみたいなヤツでオリーブが入るギリギリまでメッシュを解くっていうか開くっていうか。
オリーブの内側に切ってある溝にきっちりテフロンホースが当たるまで垂直に押し入れてメッシュがオリーブのスロープになってるトコを覆うくらいになったら良い感じかと。
 
実際の取り付け角度に合わせて締め込まないと大変なコトになるので、フィッティングにバンジョーボルトを緩めに着けたら1度左右のキャリパーに仮止めする。
この状態から外した時と逆の要領でモンキー2本で本締め。
フィッティングの取り付けトルクが判らなかったんですけども、外した時に意外な程するっと外れたので、あまり高くなさそう。外した時よりも少し強めに締めておいた。
 
フィッティングの本締めが済んで2本を並べてみましたの図。
 
ホース完成
 
概ね20cm弱切り詰めてます。
4つのバンジョーボルトのうち、1つだけ角度が付いてるのが気に入らないトコですけども、今回のコンセプトはなるべくお金を掛けないで完璧に直すってコトなので我慢する方針。
 
ホースが出来たのでそれぞれ新品のガスケットを挟んで締めて行きます。
締め付けトルクは1.6kg。
 
1本だけ角度がついてるバンジョーボルトは右キャリパーの外側、左に飛ばす部分に内側に向けて着けてみましたよ。
 
ホース組み付けR
 
内側に向いてるせいで不自然な弧を描いてますけども、動作自体には問題はなさそうなので見た目は我慢しておこう。
 
ホース組み付けL
 
左側には右のキャリパーからフェンダーの上を通って送られて来る。
今までは左もマスターシリンダーから直で来てたので見た目に違和感があるっていうか、何となく面白い。
画像だとかなり浮いてるように見えるけども、フルボトムしたとしてもラジエターに干渉したりするってコトはなさそうですよ。
 
ハンドル周りもホースが1本になってだいぶスッキリした。
今まで2本のホースだった時はハンドルを左右に振り切った時に何処にも干渉しないようにするのにずいぶん苦労したんですけども、1本だと何も気にしなくてもスッキリ。ちょっとした利点だ。
 
で、ここで最大の問題な訳ですけれども。『スウェッジラインのフィッティングいアールズのオリーブできちんとカシメるコトが出来たのか否か』ですよ。
 
モンキーで締めてる時には中で締め込んでる手応えはあったんで、行けるような気はするんですけども…太陽パワーでカラカラに乾いたリザーバータンクを組んで、かなりドキドキしつつエア抜き開始です。
普通ホース内部のフルードを全部抜いてしまったら充填とエア抜きはかなりしんどい作業になると思うんですけども、ものぐさツール使用の自分としては言い表せないくらい簡単。
 
リザーブタンクに入るだけフルードを入れたらエア抜きマシーンをポンピングしながらキャリパーのバルブを緩める。
リザーブが空にならないように注意しながら一気にツールのタンク2/3くらいまでフルードを抜き取る。
この取り回しの場合、順番は右→左って書いてある。説明書に。
 
左右で2/3くらいずつ抜き取ったらレバーを何度かポンピングすると、この時点でかなりタッチは来てる。
もう一度右左の順番で今度は1/2くらいずつフルードを抜き取ってレバーをポンピングしてみた所カチカチになってたので良しとする。
 
この間なんと6〜7分。
リザーブからもの凄い勢いでフルードが減って行くので絶対に目を離してはいけません。
リザーブが空になって空気が入ったら全部台無しです。
ちっこい子供を連れてショッピングモールに行く時並に目を離してはいけませぬ。

ちなみに僕が使ってるエア抜きツールはコレ。

■■Mityvac BrakeBleedingKit■■

アタッチメントがたくさんついてくるんで大概のバイク/車に使えると思いますよ。

さて、エア抜きツールの自慢をも済んだトコで、最大の問題は懸念に終わったように見える。

レバーを何度もポンピングしたり強く握ったりしても特にフィッティング部分からフルードが溢れる様子もない。
念のため1時間くらい放置してみたところ、それでも特にタッチも変わらず滲みも一切ないんで、恐る恐る試運転にGOです。
 
家の近所で慎重に様子をみたところ、滲みもなくタッチも変わらず。エンジンの振動でタッチが変わるコトもなく調子良さそうなので、とりあえず上尾のライコまで行ってみました。
何やら今日は天気も良いのでバイク用の駐車場が満員です。
 
微妙にフェンダーに干渉してたんで、こういうのを買ってみた。
 
ケーブルフィッティング
 
ケーブルのフィッティング。2個入り210円。
ライコの駐車場でもフィッティングと全部のバンジョーボルトの滲みをチェックして問題なしだったんで、そのままフラフラと150kmくらい走ってみつつ帰ってフェンダーを綺麗に拭いてケーブルフィッティングをくっつけて完成。
 
フロントブレーキ完成
 
何やらだいぶ面白い見た目になってしまったのだけれども、久しぶりにカチカチなフィーリングに戻って嬉しい限り。
あとは暫く慎重に様子を見つつ、サーキットを走って見てタッチに変化がなければこのままの仕様で。
少しでもおかしかったらフロントホース交換って感じですな。
 
前回ブレーキフルードの全交換した時に買っておいたフルードとガスケットがまだ余ってたので、今回の手術の費用は820円で済みました。
ダイレクト2本で調子が良かった時と今回のh型の時とでタッチフィーリングに違いがあるか?っていうと…理論上はケーブルの総延長距離が短いh型の方がタッチが鋭くなるってコトになるんだそうですけども…残念ながら自分にはその20cmの差は判らなかったですけどね(笑)

で、このブログを参考にしてブレーキのホースを改造しようなんて無謀なコトは考えてはいけないですよ!ホント真似してはいけない。
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