これ以上自分の手にフィットするグローブに会ったことがない。手が中途半端な大きさなもんで。

先週の練習後、何やら違和感があった訳ですけれども。

VFRのエンジン復帰後、先週末に久しぶりに練習に出掛けたんですよね。桶スポに。

で、15分を3本ばかり練習したんですけども、3本目にコースから車に戻って、グローブを外そうとしたらなにやら違和感がある。

なんかスースーすんな…と。



うむ。
そりゃぁスースーするわ。

こんだけデカいダクトが空いてたらフレッシュエアー取り込み放題だ！やったー！！

…とか何とか言ってる場合か！って訳で、今週末の練習とレースで使うグローブを何とかしないといかんです。

部屋で良く見てみたら右側も穴空いてるし…。



恐らく日光のレースには装備車検はないので、黙ってれば出れちゃうんだと思うけど、大事なのは車検に通ることではなくて、万が一何かが起ってしまった時に自分を守ることなんじゃけぇの！

それにブログを検索してみたところ、このグローブは2012年の8月におろしたようなので2年保った。
サーキットユースで汗かいたりグリップ握りしめたりっていうのを繰り返しているのを考えれば順当だな。

で、気付いたのが先週の土曜だったので、猶予は1週間。
新しいグローブを調達する時間的な余裕は十分ある。

が、今月は特にお財布的な余力がない。
でもグローブは必要。
どうせ買うグローブもサイズも判ってるのでネットでカード切っても良いのだけど、今後数ヶ月に渡ってVFRのエンジン修理代のリボが順番待ちしてるので、カードの使用も躊躇しがちな心持ち。

さぁどうする。。
とか何とか悩んでるうちにも時間は過ぎるので何とかせねばなりますまい。

それはもう豆腐のように皺のない脳みそをプルプルさせて考えたところ、新しいグローブが買えないなら修理するしかないと思い立つ。
なので、素材として確か捨ててないはずの初代GP-EVOを探して引っ張り出してきた。



奥が今回穴合いたやつで、手前が前に引退した引っ張り出してきたグローブ。

おや？
おやおや？？

パッと見掌なんか全然綺麗だし革も減ってないようだけど…これってなんで引退したんだっけかな？？

と考えながら装着。



思い出した…。

初めて買ったGP-EVOは指先の縫合部がほつれて何度も修理を繰り返した結果、もう縫い代がなくなって諦めたんだ…。
そんで、1度HYODの何とかっていうグローブを使ってみたけど、その時も左掌に穴が空いたのを機にやっぱりRS TaichiのGP-EVOが良いなって思って、2代目GP-EVOって訳だすな。

そんで今回発掘してきた初代GP-EVOを見ていたら掌なんか全然綺麗だし、同じモデルとはいえ掌の部分を切った貼ったするよりは指先を無理矢理縫って補修した方が早いし丈夫なんじゃねぇのかな…なんてf(^_^;)

ところが、以前何度も補修していて、特に中指はマチ部分というか、元の縫い合わせてある面がちぎれ飛んでる部分も多いので、指先の革の厚い部分同士を縫わなければなりませぬ。

それと、普通より少し太めの糸を2重にしてグイグイ縫おうと思ったら普通の針では糸も革も通らなかったので、革用の針を引っ張り出してきて容赦なく縫い付ける。

そんでこうだ！



床にピント行っちゃってるけども…少し内側の革がしっかりしてるトコを縫ったので、中指の指先が一回り縮んでしまっている。

でも太めの糸を更に2重で縫ったので、無理矢理装着してグリグリしていたらなんとかなりそうな感じになった。

このグローブが修復不能になるか、来年のレースシーズンが到来するまでは、この『啼きの1回グローブ』を暫く使っていよう（笑）

週末の天気も、どうやら土曜だけじゃなく日曜は晴れ間も見えるみたいだし、VFRのエンジンでどんな風に走れるのか、楽しんでくることにします♪

そんなこんなで明日は日光サーキットで前日練習です！
よろしくどうぞ♪