フェンダーと聞くとストラトが先に浮かぶくらいだからエアロシャークの意味が判らないのも仕方ない。

先月の今頃フロントスタンドについて考えていた訳ですけれども。

その時に副産物的な感じでasano弟さんから、熱対策でフロントフェンダーを外すっていうのを教えてもらったんですよね。

で、VFR直してもらって今月11日に日光に前日練習に出掛けた時に、ほぼ同じ気象条件の時に同じように走って、フェンダーがある時とない時の差を観察してみることにしたんです。

すると、走ってる時の温度の上がり方は差がないというか、誤差だろってくらいの違いしかなくて、もしかして都市伝説か！？とちょっとしょんぼり。

でも、春頃にHRCのマニュアルを見てたら、フェンダーをカットしろっていう指示があって、その部分がバッチリぶつかって穴があいてたのでこのままフェンダー取っちゃっとこう…結果オーライだ！とか思ってたんです。

ところが、その走行時間終了のフラッグを見てからギアを6速まで上げて1周クーリングしながらピットに戻ってた時なんですけども、僕のVFRはラジエターに入る前と後の2ヵ所で水温を測ってて、ラジエターを通った後の表示がみるみる下がって行く。

正確に何度差がっていうアレじゃないですけども、クーリング中の水温の下がり方のスピードがフェンダーを外している時の方が明らかに早くて驚いた。

なので、熱対策にフロントフェンダーを外すっていうのはちゃんと効果があるっていうことなんだと実感した。

こういう実験は楽しい♪

ところでフロントフェンダーで思い出したのだけど、その昔10代の走り屋さん的なことをしてた時に、NC30にはBEETのエアロシャークフェンダーが最高にカッコ良いと思ってたんですけどね。

誰に言われた訳でもなく、なんとなくあのダクトはディスクを冷やすためにあるのだと思ってたのだけど…改めて見てみるとそのように作用してるようには見えないな…。

あれ…何のためにあの形なのか…f(^_^;)