なめたヤロウをハンマーでぶん殴ってやったら何発か誤爆して手が痛い。

昨日R1の整備をしていた訳ですけれども。

スプロケ交換とチェーンの掃除なんかするついでにチェーンカバーとかスプロケカバーの裏なんかも掃除したんですけどね、ずいぶん前にフロントのスプロケを交換した時に、カバーの裏側の何のためにあるのか良く判らないステーが共締めされてるヘキサのボルトをなめてしまったんですよね。

その時は面倒だったんでそのままステーを下側にぐりっと曲げて放置してたんですけども、今回こそは引っこ抜いてやるぞコンニャロウ！！ってことでですね、今度R1を整備する時に使おうと思ってちょっと前に買っておいた武器。



確か千円とかそのくらいだった。

先っぽが左回しに噛み込む感じでプロペラ型のたがねみたいになっているので、それをハンマーでなめてしまったボルトの頭に叩き込む。

がっちり食い込んだらインパクトドライバーをハンマーで叩くべし！
親の仇の如く叩くべし！！

これ、叩いた時に先っぽが最大45度回転するので、貫通ドライバーを添える方の手で左に力入れながら叩くよりも、叩いた力がそのまま左回転の力に変換されるのでとても効率が良い。

それでもこれがもう尋常じゃなく固くて、200発くらい叩き込んでもビクともしない。
いや、そのうちの5〜6発は自分の左手に誤爆したので195発くらい叩き込んでもビクともしない。だな。

駐輪場であまりうるさい作業を続けるのも迷惑なので、556を根元に注入して放置。他の作業をして、1時間くらい経ってから再チャレンジ。

30発くらい叩いても手応えに変化を感じられなかったのでもうダメかな…と諦め掛けた頃、やっと1mmくらいピクっと動いた。

ほんの少しでも動き出してしまえば後は叩くのみ。
『無理かも知れない…』と思いながらする作業と『動いたっ！もう一声だっ！！』と思いながらする作業ではモチベーションが全然違う（笑）

そんなこんなで耳が寒くて頭痛がするくらいには冷え込んださいたまで、汗をダラダラと垂れ流しながら叩くこと20数分。

やっと外れた憎たらしいボルトのアンチクショウは、ザ・ハンドのスタンドによって億泰も知らない何処かに葬ってやったので写真を撮り忘れた。

結局あのステーは何のためにあったのか…。

あと千円とかの激安だからか、先っぽのたがねみたいなトコ。
1度使っただけで早くも欠けた。

あと外したボルトの跡地に代わりのボルトを用意してなかったので外したままなのだけども、良く考えたら場所的にオイルが滴ってきたりするだろうか。もしかして。

それから今日の昼前くらいに職場でパソコンをカタカタしてたら何やら左手に違和感があって、良く見てみたら何これ変な色…ってか痛ぇ！！



良く思い返してみると朝から痛かったのだけど、痛いと認識していなかったというか、身体の目に見えない場所を怪我して、それに気付くまでは普通にしてたのに、怪我の様子と血を見て急に痛み出すっていうあの現象だ（笑）

普通に考えてインパクトドライバーをハンマーで、それはもうぶっ壊す勢いで引っ叩いていて、それが誤爆で何発も手に直撃してるんだから、作業用のグローブをしてたとはいえ無傷で済む訳はないかf(^_^;)

ギューっと拳を握っても問題なくて、雰囲気的には何やら骨の表面が痛い感じだったけど、昼から湿布を貼っておいたらずいぶん良くなった。

そういえば結構前にOKRのピットで軍手をしてサンダーか何か使ってたら、社長に巻き込まれると危ないから回転物の工具を使う時は革手を使えって教えてもらったけども、走るのも整備するのも、ちゃんと適した装備って重要だな…と改めて思った。

インパクトドライバーを使う時にハンマーを誤爆しても手を守れる手袋といえば…ボクシングのグローブが完璧だな♪