さようならR1。刻一刻と変化していく人生観。

R1を廃車にすることに決めた訳ですけれども。

社長の見立てでは、運が良いんだか悪いんだか事故でフロント周りは粉々になっているけど、他の部分は一応形もあることだし、お金を積めば治らないこともなさそうだってことだったんですけども、フレーム修正っていうのには抵抗があるっていうか、精神的な面で命を預けられないというか。

エンジンにしてもパッと見いろんなトコに穴が開いていてオイルや水も全部抜けてるんですけども、オイルパンやケース類を交換してエンジンが掛かったとしても、エンジン内部にどんな影響が出てるか判らないし、それなりの額を出費して乗り出してみたら致命的な故障が見つかったとかそういうのも痛い。何しろ僕は引きが強いんだ。

正直なことを言えば、もう1台買える額を出せば直せるのだとしてその額が出せるのだとしたら、もう1台買って来て『事故の影響で何処かに致命的な不良があるかも知れない』というような不安のないバイクに乗りたい。

幸いR1の思い出ならこのブログに山ほど残ってる。

そういう訳で、そうと決まったら事故車を引き取ってもらうに当たって査定には関係なさそうな部分で生きてるパーツを剥がしておこうという訳で、昨日はOKRに行ってきた訳ですよ。

まず社長に手伝ってもらって、っつぅか社長がほとんどやってくれたんだけども、前後スタンドに掛けて真っすぐ立たせて、大まかにパーツを外して行く。



クレバーウルフのシングルシートはお決まりの側面の削れで穴が開く寸前だけど、補修ベースでまだ使えそうだし、換金できるかは判らないけどガリガリのモリワキのスリップオンも欲しがる物好きはいるかも知れない。

その中間に入ってるオートマジックのインナーバッフルだとか、リアのヤマンボブレーキ一式だとか、コルビンのシートやらフロントの09R1のラジポンを5PW用にhラインに換えた一式だとか。

あと換金できそうなパーツと言えば…お！良さげなのがあるじゃないの！！

ってことで、DIYなお店で買って来たアングル。



こんなに長さは必要なかったんだけども、3cm角で一番短いのがこれだった。

これをこうして…



それからこうして…



幅があり過ぎたんでサンダーで5mmくらい落としてこうだ！



純正リアサス。



ガチでサーキットとか走るならそろそろオーバーホールした方が良いんでしょうけども、ガチでサーキットを走る人はもっとお高い黄色いサス使うべきだってことでですね、テクニクスでオーバーホールついでにリバルビングとかしてあって、5PWの年式を考えれば純正そのものよりは格段に良い仕事をする。なのでこのまま処分するのはあまりにも惜しい。

そんな訳なので、これから外したパーツをちょいちょい掃除なんかしつつ可能な限り換金して次のバイクの資金に回したいと、そんな風に思っております。

そんで、換金したいってのはもちろんなんだけども、僕のR1のパーツが何処かのR1や他のバイクに流用されるのかは判らないけども、とにかく何処かのバイクの一部として走り続けるのかも知れないってのは、ちょっとした喜びっつぅかいたずら心っつぅか。

そんな感じf(^_^;)