世の中には優しい人がたくさんだ。でも通勤時間の埼京線には悪意が渦巻いている（笑）

退院してから今日でちょうど2週間経った訳ですけれども。

今週からは仕事にも復帰してますけども、相変わらず松葉杖が2本ないと通勤もままならない状態が続いていて、これからも暫く続きそうな気配。

松葉杖をついていると普段とは世の中の人達の見え方がずいぶんと変わって、いろんなことを考える機会が増える。

良いこともあれば良くないこともありますけども、なかなか体験できることでもないので、皆さんも機会があったら是非一度足の骨を粉々にしてみるのをおすすめします♪

例えば、電車に乗る時に優先席だろうがそれ以外の席だろうが、座っている人の前に立てば座らせろと催促しているような気になるので、極力それ以外の場所で頑張って立っているんですけども、少し離れたところから『ここどうぞ』とわざわざ声を掛けてくれて席を譲ってくれる人がいたりする。それもちょいちょいいて、そういう人に限って割と若い人が多いんだな。

世の中には優しい人がたくさんだ。

もちろん優しくない人もたくさんいて、主に電車の乗り降りなんかで突き飛ばされたり荷物をぶつけられたり、それ自体は混んでいるので仕方がないとして、くたびれたサラリーマン風の人は共通して謝らない。

相手が怪我していようがいまいが、ぶつかったら謝りなさいよあなた…とか思うけど、何かあって足を攻撃でもされたら今は小学生が相手でも泣かされてしまう気がするので黙って我慢しとく（笑）

あ、くたびれたサラリーマン風といえば、どうしても階段を使わないといけない場所で一段ずつ頑張って降りていたら、ぶつかるスレスレで三段飛ばしとかで駆け下りたあと、振り返ってニヤっとされたのもそんな感じの人だった。

あれはファミレスとかコンビニのアルバイトの子にだけ態度が横柄になるタイプの人なんだろうな…と思った。
…ってかこんな人いるんだな…と正直驚いた（笑）

あとあれですね。

仕事の休憩時に昼食をとろうと思った時、職場の立地的に店に入るとお値段がかなりグッと来るので、牛丼屋とかカウンター席くらいしかないような蕎麦屋とかに行くことが多いんですけども、席によっては杖を置いておくとこがないんですよね。

松葉杖2本ついて弁当なんか買ったら袋の中で確実に縦になってしまうので、結局コンビニのパンとかおにぎりとかそういう選択肢しか残らない。こういうのは杖をつきながら出社してみて初めて判ったことだな。

そういった訳で、せめて杖が一本で歩けるようになるとできることがずいぶん増えるんだろうな…と思いつつ明日は復帰後初めての休日がやってくる。

まずは病院行ってリハビリ。
週一回のリハビリだけだと元通りに動くようにするのは難しいかも知れないと言われているので、珍しく自分でも毎日結構頑張ってマッサージとかしたりして、目指せ杖なし生活！！な日々なのだ。