VFR400R(NC30)でたまにミニサーキット走行。C24セレナ(トランポ)と時々カメラのお話し。
カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
カテゴリー
最新記事
(11/22)
(09/06)
(08/31)
(08/19)
(07/26)
(06/07)
(05/24)
リンク
2014/12/23 (Tue)
ちょっとした滞空時間だった訳ですけれども。
朝6時。目が覚める。
先週木曜に念願だった1年落としてしまったR1の車検を通して、先週土曜は車検用のウィンカーやマフラーの類いを普段着に着替えて、さぁ走ろうかって思ったら雨が降って来て、日曜は年末恒例ミニにタコだったのでR1はお預け。
で、待ちに待った今日、関東から関西に掛けてはいかにも冬晴れで気温もこの時期にしてはずいぶん上がるらしい。
楽しみ過ぎて目覚ましも掛けていないのに早朝からパチっと目が覚めた。
すぐにでも走り出したいところだけど、1年寝かせてしまった上に履いてるタイヤは無印のディアブロスーパーコルサ。
表面もずいぶん良くない感じだし、すぐに走り出したいところを気温と路面温度が上がるのをじっと待つ。
午前10時半くらいになってだいぶ良い感じになって来たので行動開始!!
駐輪場から引っ張り出して入念に暖気。
車検を落としてる時もたまに暖気はしてたけども、車検を通ってるってだけでオーラが違う。気がする。
冬用の装備をガッツリ身につけていざ出発!
相変わらず目的もなかったのだけど、フラッと高速に乗ったら戸田辺りの橋の上から富士山がとても綺麗に見えたので、フラフラっと山手トンネルを抜けて東名へ。
お久しぶりの海老名でとりあえず休憩。
海老名から見える富士山も悪くはないのだが…
ちょっと小さいのよなぁ…。
そんな訳なので、こんなに晴れているなら富士川まで行ったらさぞ絶景であろうなぁ…なんて思いつつ海老名を後にする。
何しろ久しぶりのR1で高速をフラリーノは楽しい。この上なく楽しい。
そろそろ足柄SAっていうところに差し掛かって、いつもなら足柄に寄るのだけど休憩するのも勿体ないと思うくらいただ走っているのが楽しくて、そのまま富士川まで行ってしまうか、と。
なので、足柄SAに向かう車が左に車線変更しているところを右に車線変更した。
目に見える範疇で前には車は1台も居なかった。
次の瞬間、道路に補修の跡のようなパッチがあるのかな…と思った途端に物凄い衝撃を受けて空を飛んでた。
衝撃を受ける瞬間、道路の2/3を塞ぐような形で30から40センチくらいの高さがありそうな塊が道路に横たわっているのが見えた。
コンクリートのタイヤ留めかと思ったら、後で聞いたら大きな角材だったそうだ。
日光の照り返しで完全に保護色のようになっていて、ぶつかる瞬間までそこに大きなものがあるのが見えなかった。。
回転しながら空を飛んでいる間、遠くに後続車が見えて『そうか…今年はいろいろ嬉しくないコトが続いてたけども、いよいよ死ぬのかな…』とか、久しぶりのスローモーションの中で思ったりもしたような気がするけど、道路に着地して激しく転がりながら、不思議な力を振り絞って路側帯まで転がり切った。
回転が止まって起き上がろうとしたら胸を強く打ってるらしくて呼吸がままならない上に痛みが酷くて起き上がれない。
どのくらい時間が経ったのか判らないけども、遠くでサイレンの音が聞こえて、ハイウェイパトロールの人がやってきて、交通整理や救急車の手配なんかをしてくれた。
その頃になるとまだ起き上がれないながらも胸以外は平気っぽいことが判って、顔を巡らせると遠くにR1が転がっているのが見えた。
今日はサラッと走って戻る予定だったので一眼は置いて行ったのだけど、なんとなくジャケットのポケットにコンデジを入れてあって、ズームで見てみたらこっちに向いてる面だけを見てもどうしようもないことが判った。
悲しいのやら悔しいのやら、良く判らないうちに救急車がやってきて、高速道路で半裸。
救急隊員さんの判断でヘリが要請されて、足柄SA(最初からそこで休憩してればまた違った未来でしたね…)まで救急車で移動して、そこから神奈川県の厚木の方の救急病院に搬送された。
ハイウェイパトロールの人は僕の事故の瞬間を映像で見たらしく、物凄く憐れまれて、救急隊員の人もとても親切だった。
そういやうちの兄貴は消防隊員だった気がするけども、こういう仕事もしてんのかな…とか思ったり。
ヘリでの搬送は全員女子の4人か5人くらいのスタッフの人達で、『事故の状況は判りますか?』とか聞かれたのだけど、酸素マスクを着けられてたのとヘリのプロペラの音がうるさいので相手が聞き取れなかったらしく、何度も『えっ!?』『えっ!?』っていう状態だったのだけど、僕からは見えない位置に居たスタッフが『どうせスピード出してて判らないんでしょ』って吐き捨てるように言ったのが聞こえてずいぶん気分が悪かった。
あいつ道を歩いてたら誰かが掘った落とし穴に落ちて怪我をして、病院に運ばれてる時に『どうせよそ見してたんでしょ』って言われても何とも思わないのかな。。
で、病院に搬送されていろいろ検査やら何やらされて、ちょっと前にみたことあるような光景を目にする。
僕は肋骨2本ポッキーだっただけで骨盤はなんともなかったですけどね(笑)
そんで担当してくれた医者の人が2〜3日入院しろっていうんですけども、僕としては明日の午前中どうしても会社にいないといかん案件があるし、肋骨の骨折なんか病院にいても何処にいても、コルセットを巻いて痛みを我慢する以外には何もできないと思うので帰る!と言って医者の人と大バトルに展開。
折れてる骨の真裏に腎臓があって、検査で腎臓の数値が異常なので経過の検査が必要だっていうんですけども、『腎臓の数値が異常なのは僕がアル中だからなのであって、今回の事故は関係ないのです』と言ったら火に油を注ぐことになってしまってもう大変。
結局家族が迎えに来て、もし突然死するようなことがあっても病院に対して不問っていう念書を書けるなら帰っても良いってコトになって、親父殿に千葉から神奈川まで迎えに来てもらって、さいたまの我が家まで送ってもらった。
親父殿が『どんなだー??』と医者の人と一緒に病室に入って来て、あまり心配かけるのもアレだと思ったので『肋骨の骨折なんざ怪我のうちに入らん!』とサクッと起き上がろうとして、『はうっ!ぐぬぬ…』ってなりつつ笑ってる僕と親父殿を交互に見ながら、医者の人が心底呆れたような顔をしていた(笑)
結果的に念書とやらも書かされず、医者の人が何も処方してくれないので他の人にお願いして痛み止めとコルセットを出してもらって、病院を後にして、ハイウェイパトロールの人に連絡してR1の所在を聞いたり、レッカーで引き上げてくれた会社に電話して諸々聞いたり、あと任意保険の会社に連絡したりなんだりで、最後に夜の10時前くらいにOKR社長に電話してレッカー屋さんに保管されてるR1をOKRに移動しても良いかの相談と、『やべぇ!僕またしてもハズレくじ引いたんで、今度こそ年末ジャンボ当たっちゃうかも!!』とかバカ話をしつつ今日必要な連絡を終えて、11時過ぎくらいに我が家に帰還。
関係各位。
今日はいろんな人に心配を掛けてしまったりお騒がせしてしまって、ホント申し訳ないです。
何やらレッカー屋さんに『えっ!今ご連絡いただいてるのって運転手さんご本人さんですか!?』って驚かれるくらいR1は酷い有様な様子なんですけども、僕としてはそれなりに元気です。
僕みたいな自己中で周囲を振り回すばかりの人間に、バイクの引き上げ行こうか!?とか、何かできることがあったら何でも言って!なんて言ってくれる人がたくさんいることに驚きを隠せないというか、僕の人生はネタ臭くて漫画みたいなことばかり起こるんですけども、その代わり本当に人に恵まれてるんだな…と、そんな風に思う次第です。
R1に対して思うことはたくさんあるけども、起こってしまったものはもう変えようがないので、生きてて儲け。骨がくっついて落ち着いたらまた考えます。
皆さんのお陰で、骨は折れたけど心は折れないで済みました!
いや、上手いコト言ってる場合かってんですよねf(^_^;)
PR
ブログ内検索
最新コメント
[05/21 RichardNum]
[05/21 RichardNum]
[05/21 KaiposLTDhut]
[05/21 RichardNum]
[05/21 RichardNum]
[05/20 Rogerbeept]
[05/17 ChrisGab]
[05/17 CedricHeeft]
[05/17 CedricHeeft]
[05/17 CedricHeeft]