VFR400R(NC30)でたまにミニサーキット走行。C24セレナ(トランポ)と時々カメラのお話し。
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2009/10/28 (Wed)
ユーザー車検を受けるに当たって、もちろん整備をしないといけない訳ですけれども。
その1とその2を読んでない人は先に読んでもらった方が話しの流れが見えます。
12ヶ月点検の項目はほぼ自分ちで出来たんですけども、ひとつだけ出来なかったというか戦う前から逃げ出した項目があるんですよ。
その名も光軸調整。
『ハイビームにして10m先でライトの中心の上下左右の誤差が80%から100%以内に調整する』
そんなの出来るか!!って訳ですよ。
そもそも自分のR1はずいぶん前に桶川かトミンかどっちかで激しくハイサイドですっ飛んだ時にアッパーカウルとレンズの左側をバキバキにやってまして、レンズ自体は力技で直したんですけども、どう考えても左の光軸は無茶苦茶になってるのが一見して判るんですよ(笑)
そこで、検査前の書類の受付が全部終わって後は検査を受けるだけっていうトコで運輸局の周辺には必ずあると噂のテスター屋さんを探します。
というかバイクの駐車場に停めた時点で嫌でも目に飛び込んで来るほどデカデカと『テスター』という看板が見えます(笑)
書類をリュックに入れてすぐ目の前のテスター屋さんに行って光軸を見て欲しいと伝えるとレジのトコにいたお母さんが『バイクは…出来るんだけど…バイクだと…』と何やらモゴモゴしている。
テスター屋さんは本来車の場合は光軸とスピードをテストするトコなのだそうで、ここではバイクの場合スピードのチェックは出来なくて光軸だけになってしまうというコトらしい。
自分としては光軸だけ見てもらえたらそれで良かったのでお願いしたんですけども、何やら逆に申し訳なさそうにしてた。
やってもらったのは指定された場所にエンジンを掛けたまま停めて、ハイビームにする。
必ず垂直にしたままにするように言われて待っていると、バイクの前に横から何やらテレビの様なものがスイスイーっと出て来て自動的にライトの中心を計ってるようだった。
上下左右に何パーセントずれてるかっていうのがモニターに出て、それを見ながらスタッフのお兄さんがラチェットでカチャカチャと調整してくれたんですけども、やっぱり左は大変なコトになっていたようで、ずいぶん下向いてますねコレ!と笑われてしまいました。笑顔の素敵な好青年でした。
テスター屋さんの代金は2,100円。
お礼を言って運輸支局に戻って、いざレーンに突入。
書類をリュックから出して準備しつつ、事前に用意してあったロッククライミングとかで使うあのガチャってヤツのオモチャみたいなヤツでリュックサックにヘルメットを括り付けて背負います。
検査を受ける時にはヘルメットを被らないので、運輸支局の敷地内はみんなノーヘルゴーゴーなんだそうですよ。
6本だかそのくらいあるレーンの前は『ここは246ですか?』っていうくらい車が渋滞しています。
どのレーンに並んだもんか判らなかったんですけども、書類を出す時の受付に初めての方や自信のない方は3番にGO!!的なコトが書いてあった気がするので、迷わず3番の渋滞に飛び込みます。
レーンに入ってしまったら用紙を買う時の緊張はどこへやら、じわじわと進む渋滞の中で『今日は気持ちの良い天気だなぁ…』なんてボーッとしてたんですけども、漸く前の車があと3台になった頃に検査官の人がやって来て『バイクは専用レーンがあるので並ばなくて良いんですよ。車の間をすり抜けてあそこまで進めてください』と。
そうだ…。受付ロボは言ったのだ。
『バイクレーンで検査を受けてください』と…。
そんな訳で15分ばかり無駄にひなたぼっこをした後でバイクレーンに突入です。
声を掛けてくれた検査官の人がそのまま自分のR1を担当してくれて、言われた場所でバイクを降りて書類を渡すと、一通り書類に目を通した後で車体のいろんなトコを見てました。
ネットで良く見掛ける『柄の長いハンマーのようなもので色んなトコをコツコツやってボルトの弛みをチェックする』っていうヤツなんですけども、その柄の長いハンマーの実物を見れて感動しました。ホントに長かったです。
で、ネットで画像を見たコトがなかったので、検査官の人に一枚写真撮っても良いですか?と聞いたところ、検査レーンは一切撮影禁止なんだそうですよ。
検査レーンの画像をアップしてる人がいるのは盗撮ってコトなんですかね?ミニにタコですか?
灯火類とホーンのチェックをしたら後は機械でやるそうなんですけども、『初めてですか?』と聞かれたので『力の限り初めてです!』と答え、『見学はされましたか?』と聞かれたので『見学出来るのを知りませんでした!押忍!』と答えたところ、呆れ顔80%の配合の表情を浮かべ、エンジンを掛けてここまで進めてください的な誘導をしてくれた上に最初から最後まで手順をしっかり教えてくれて、機械の操作まで全部やってくれました。
雰囲気は素っ気なし受付ロボと良い勝負のロボっぷりなんですけども、受付ロボも検査ロボも全然厭味じゃなくて、とても親切な人達でした。
前後のブレーキテストとスピードテストと光軸テスト(光軸は1灯式と2灯式で分かれていて、2灯式の場合片方ずつ目隠しをしてテストをする。これも検査官の人が隠してくれた!)排ガスのチェックをして、それぞれの項目で書類を機械に入れて合格だった場合機械で印が押される。
特に再検査もなく全部の項目をパスして、最後に書類を持って目の前の詰め所のようなトコに行くように言われておしまい。
検査官の人にお礼を言って、書類を詰め所に持って行ってもうひとつハンコを貰って初めの大きな建物の7番窓口に行くように指示された。
窓口に書類を持って行くと受付のお姉さんが何やら確認して機械がガチャコンガチャコンっていったと思ったら例のヤツがプリっと出て来て検査終了!!イェィイェーィ!!
新しい車検証を貰ってバイク用駐車場に戻ってさっそく仮ナンバーを外します。
針金でグリグリにしてたのでちょっと面倒でした(笑)
古いシールを剥がして、新しいシールを張る前にティッシュで良く汚れを落とします。
雨でシールどっか行っちゃいました!とかシャレにならんので親の仇のように良く拭いてから新しいシールを貼付けます。
貼付けた後も上からティッシュでグイグイ圧着です!
そして見事復活!!いやっほーぅ!!
23年の10月まで有効!
なんと晴れ晴れしいこの気分!清々しい!ふがふがひい!
後は区役所に戻って仮ナンバーを返してユーザー車検終了です。
今日掛かった費用は以下の通り。
自動車臨時運行許可証発行費用:750円
車検時の書類代:25円
自賠責保険2年更新:13,400円
検査登録印紙代:400円
審査証紙代:1,300円
重量税印紙代:5,000円
光軸調整費用:2,100円
合計:22,975円
2万3千円でお釣りが来る。
想像よりずっと安く済みました。エガッタ。
実際に受けてみた感想なんですけども、全てが新鮮で楽しかったです。とても貴重な経験ですよコレ。
初めてのユーザー車検でビビってたってのもあって整備も徹底的にやったし、愛着も増すし、何よりも安い。
ネットとかだと特に整備しないで洗車だけして持ち込んで合格したっていう人もいるみたいで、確かに受けてみた感じそれでも通りそうですけども…せっかく2年に1度の良い機械なので整備も念入りにやってその上安上がりってコトでユーザー車検はオススメです。
車検が切れる前で光軸も自分で出来るなら仮ナンバーもテスター屋さんも必要ない訳だから20,125円で済む計算ですよ♪
そんで自分の場合ナンバーがくっついてる状態(継続検査)なので、廃車済みのバイクだったりとかテスター屋さんなんかも店によって多少違うみたいですけども、今日の自分の場合はこんな感じで。
後はノーマルに戻した部品をまたワクワクサーキット仕様に戻したら一段落ですな!
やっぱり良い!乗れるのは良い!
ホント『乗らない』のと『乗れない』のは大違いだ!!
とかなんとかあまりの浮かれっぷりにやたら長文を垂れ流してしまった(笑)
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