明るいシートカウル補修計画の往く末は暗い。

またしても左目の角膜を傷つけてしまった訳ですけれども。

今朝起きてみたら左目に違和感というか異物感があって、ゴミでも入ったんだろうと思って特に気にせず出社。

午前中は急ぎの仕事があったので猛烈に仕事をして、そうこうしているうちにも左目の異物感は酷くなる一方。

昼過ぎ辺りから瞼が上がらなくなりつつズキズキと痛みが増して、夕方辺りには耐えられなくなって職場の近所の眼科へ。

診察室に入って双眼鏡のオバケみたいなヤツで目を見た先生に『なんでもっと早く来ないのよ！』とか怒られた。

ウィルス性の結膜炎が酷いことになっていて、多分そのせいで無意識に掻いてたんだろうってことで、黒目の部分が傷だらけになってるそうで。

そんな訳でついこの前左角膜剥離事件が収束したばかりなのに、またしても目と瞼の間に満遍なく砂を撒いたような状態がやってまいりました♪



薬局で処方箋を渡してからだいぶ待たされて暇を持て余してツイートとかしつつ、前回角膜剥離を経験してるせいで2日耐えれば乗り切れると判ってるので全然悲壮感のカケラもない（笑）

スゲー痛いけど今回は一応見えてるし、角膜が剥がれたってのよりは角膜が傷だらけってのの方が早く治るに決まってるし♪

で、前回同様どうせ仕事にならないので2時間ばかり早く早退して、明日もどうせ出社できないので有給の申請をして帰ってきた。

前回は確か2種類だったような気がしたけども、今回はヒアルロン酸ってのが増えて3種類。



ところでいよいよ割れたシートカウルの補修に乗り出したんですけどね。

数年前、VFRの本番カウル用に才谷屋のフルカウルとシートカウルを買って、塗るのは面倒だったので白ゲルのまま乗っていたんですけども、転倒してカウルの横っつらに穴が開いてしまったのを機に補修して、ついでにオイル受けのなかったアンダーカウルをFRPで塞いでオイル受け仕様に変更した。

その時に八戸のCBR父ちゃんがFRPの補修剤を諸々送ってくれて、薬品関係はまだたっぷりあるし、FRPのシートは当時買い足したのがまだ余ってる。

各種ペーパーは何故かいつでもたっぷりあるし、仕上げのパテも探せば部屋の何処かには転がってるはずだ。

なので塗装以外は一度手をつけてしまえば一気に終わるはずだ。

『はず』だったのだ。

そう…あれは忘れもしない、朝からしとしとと降り続いた雨は止んだものの、どんよりと重苦しく厚い雲に覆われた日曜の午後のこと。

割れてしまっている部分を一回り大きく切り抜く必要があった私は、削り粉対策に大きめの段ボールを敷き、その上にシートカウルをスタンバイしたのだった。



時を同じくして、ノコギリで手動で切り取るにはいささか面倒なので、我が軍が開発した特殊兵器[DDN]を投入することにした。



いや、物語風に書く必要はまったくなかったな。
特殊兵器DDNっつぅか、ただの電動ノコギリだし。

で、既に割れてしまって大穴が開いているので刃を通す下穴もいらず、いきなり切り始めることにして、スイッチ…オン！！

『ぎゃぁぁぁぁぁ！！うーるーせーうぇーーー！！！』

これですね、ステゴンの床材を切り抜いたりとか、他にも木材なんかにはちょいちょいベランダなんかでも使ってたんですけども、FRPを切る時の甲高い音と、割れてビロビロしているのがメガホン効果というかスプリングリバーブみたいになってとんでもなくデカい音が発生する！！

これは…時間にしてものの10分も掛からない作業だけど…その10分で苦情が来かねないやかましさだ…。

仕方なしに電気ビリビリパワーは諦めて、手動でギコギコに計画変更。

手動なら刃を動かすスピードを遅くできるので少しは音が小さくなるだろうと思ったら、どうやら割れてるところだけじゃなくて、下のタイヤ側の部分全体が共鳴してるみたいで、手動だろうが電動だろうがうるさいことには変わりないみたいだった。

これはちょっと部屋でできる作業じゃねぇな…。

サーキットに行った時に発電機から電源とって一気に電ノコで切っちゃおうかな…と思わないでもないけど、サーキットで削り粉ぶちまけようもんなら顰蹙もんだろうし…どうしたもんだろか…。

まさかの落とし穴発覚だな…orz