チッチキチー進化論。自己ベスト更新ラッシュの秘密。

先週のトミンに引き続き、今日は桶スポの自己ベストを更新してきた訳ですけれども。

先週まではスリップサインの消えたタイヤで、ピンポイントに的を絞った練習をしてたんですけども、いよいよもう練習にはならなくなったので観念して新品タイヤを購入した。




これまではフロントが120でリアが160のディアスコV2を使って来たんですけども、リアの車高もアホ程上げたことですし、今回初めて150サイズのリアを試してみようってことで、フロント120、リア150っていう組み合わせで走ってみます。

で、今日の桶スポはSSTTっていうタイムアタックのイベントの日で、午前中は何と大型が15分4本もあります。

8時のゲートオープンからアスファルトの駐車場を取って、タラヲさんとトランポを並べて停めてじゅり〜さんとししまるさんと4人でワイワイした。

で、8時ゲートオープンから前後タイヤ交換してカメラを着けたりロガーを着けたりってしてるとどうしても間に合わないので1本目は見送って、ゆっくり準備しつつ中級の2本目から走りだす。

新品タイヤを投入するのなんかあまりにも久しぶりで、ワックスをパークリでオフるのを忘れていて、それはもう不安に苛まれながら数周。

徐々にバンク角を増やしていって、ヒザが接地してからは徐々にトラクションを増やして行く。

慎重に皮むきをしながらトミンのセットのままのスプロケとサスのセッティングで桶スポを走ろうとするとどうなるかを観察する。

トミンと比べるとハードブレーキポイントが増えるんですけども、かなりガッツリブレーキングした時にリアが跳ねて暴れる以外は特に不満もないし、スプロケはもうちょいショートで立ち上がりを盛りたいところだけど、今日はこのまま走ることにしようかな…とか思いつつ、ふとラップタイマーを見てみると、45秒のいくつだかって表示されている。

あれ…まだ皮むきでビビりながら走ってるはずなのだが…自己ベスト更新してるぞな？？とかなんとか、タイヤに依存しすぎない程度に開けてみることにする。

そしたらば。



なんか44秒台入った。

むむむ…今日も今日とて感覚がおかしい。
自分が想定してるタイムと実際のタイムのずれが大きい。

とりあえずクリアが思うように取れないので無理せずタイヤを温存。
トランポに戻ってタイヤを確認すると、良い感じに皮むきが終わったといったところ。

大型3本目、自分の今日2本目は上級に移って走ってみることにする。

激しく失敗した…orz

欲しいタイミングでまったくクリアが取れないし、モタードの人達とは美味しい場所がまったく違うので、自分のテンポで走れない。。

今日はとても気分良く走れてたので、気持ちがノッてる内にタイムを伸ばしておきたいところだったのだけど、どうにもこうにもな感じで、あまり伸ばせずに終了。



でもまぁこれまでの桶スポのVFRでの自己ベストは46秒1とかだったので、今日のところはこれで満足することにしてタイヤを温存。今日は2本で終了。

その後はタラヲさんとじゅり〜さんが参戦するイベント、SSTTを表彰式まで観戦して、タラヲさん、じゅり〜さん、ししまるさん、タラヲさん、僕の4人で空飛ぶ空中庭園へ。



肉の塊だったであろうものを細切れにしてこねくり回して焼いた不思議な食べ物を食した。



食し過ぎてお腹がゴロゴロした。

ところで先週まで数回の練習はタイヤがまったくないというか、戦力にならない状態で練習をしてたんですけども、それでもトミンのVFRの自己ベストを更新したんですよね。

それに今日は新品タイヤを投入してみたら、やっぱり進入と立ち上がりのプラスオンな部分がもろにイメージした通りで、多少の無理もきくし今まで以上にバイクが自分の行きたい方に向かってくれる。

ただ、リアを150に変更してエラいクイックになってる気はするのだけど、桶スポを走るのが久しぶり過ぎて、バイクの挙動がどのくらい変わってるのか正直判断しかねるところも多い。

なので、来週はここ暫く走って感覚が染み付いてるトミンに持って行って、タイヤのサイズ変更をした効果の違いを見てみようかな…と、そんな風に思っております。

で、僕が先週からいきなり自己ベストをガシガシ更新しだしてる理由なんですけども、今までフロントの底付きがいかんともしがたかったフロントのバネをシャキッとして、それに合わせてリアサスのセッティングも大幅に変更したっていうのがまず直接の原因のひとつなんですけども、実際にはそんなことよりも、去年1年間親指アクセルで修行しまくったってのが大きいんですよ。とても。

腱鞘炎には好きでなった訳じゃないけども、そのせいで手首が捻れないでいる間、親指でアクセルを操作してたんですけども、僕は手が小さいので、親指アクセルとフロントブレーキを同時に操作できなかったんですよね。

それでも今までと同じかそれ以上のタイムで走るために、いろんな工夫や努力が必要で、1年間右手を休ませつつあらゆる努力を積み重ねた結果、普通のアクセルに戻ったらそれはもう快適に操作できるんですよ。VFRが。

なので、今以上にガッツリステップアップしたい人は、親指アクセルを着けて1年ばかり努力してみると良い。

1年経って普通のアクセルに戻したら、ジャンプアップすること間違いなし（笑）