電気自動車に撥ねられてみましたよ♪

最近の暑さでグリップボンドもヘコタレればグリスもヘコタレるってノリで、クラッチのケース側の付け根のバネがキコキコ鳴るようになってクラッチも重くなってる気がするんで、今日は仕事が終わったら緊急帰宅してクラッチワイヤーのメンテをしようと思ってたんですよ。

 

で、定時で帰れるように昼休みとかも使って仕事を片付けて、帰り際の荒波も掻き分けて、定時ちょい過ぎに職場からの脱走に成功。

 

自分の部屋のある駅について駅前のスーパーで買い物をして、キノコの類いの何かとか元々豚だった塊とか、レイニーの時代にはヤマハだったが最近はドゥカティな煙を製造するモノとか、夢とか希望とかが詰まったビニール袋をぶら下げて我が家に向かって歩いてた訳ですよ。『こっから落ちたら鮫ゲーム』とかしながら。

 

※『こっから落ちたら鮫ゲーム』ってのはアレです。歩道とか横断歩道の白線あるじゃないですか。あれの上しか歩いちゃいけなくて、落っこちたら鮫に食べられちゃうっていう説明不要の国民的超メジャーなゲームです。

 

そんでまたいらんコト言いつつですね、歩いてた訳ですよ。我が家に向かってね。

そしたら街灯とか少なくて薄暗いトコに差し掛かった時に急に横から飛び出して来やがる訳ですよ。ハイブリットな匂いのする車が！

 

普段はiPodで何か聴きながら歩いてるコトが多いんですけど、今日は荷物が多かったんで面倒でイヤホンもしてなかったんですけど…ホントにもうね、他の車の音で聞こえなかった訳ですよ。ハイブリットな匂いのする車が近づいて来てた音が。しかもポジションランプしか点けてなかったら増々判んないでしょうが、と。

 

なんだその隠密行動！お前はアレか、捨丸にすら気配を悟られない骨か、と。

 

で、撥ねられたって言うと大袈裟なんですけどね、膝の裏辺りから良い感じに掬われて、足カックンされたみたいに着陸した訳ですけれども。

何かこう久しぶりに微妙なシチュエーションに遭遇したなぁ…とか苦笑いしつつビニール袋やら鞄やらを拾い上げてたら、運転してたおばさんが『気をつけなさいよ』的な捨て台詞を残して走り去った訳ですけど、これがまたタイヤの音しか聞こえないんですよ。

 

環境問題やら騒音問題やらで、バイクを取り巻く環境も年々厳しくなって来てますよね。

最近都内では2ストのバイクは登録出来ないっていうような話しも聞いたりしたし、SSも激パワーダウンの国内モデルをリリースするか撤退するかっていう憂き目に遭っているって話だし。

 

すると将来的にはあんなタイヤの音しかしないようなバイクが主流になる日も来るんだろうか…。

水素燃料で動く、排出物の殆どが水っていうイカス車も海外では実用寸前っていう番組も見たけど…いずれにしても今みたいにやかましいけど個性的な音がするバイクやら、走り去った後にちょっとした新鮮な匂いを残してくバイクってのはなくなってしまうんですかね。。

 

環境問題がどうってのはとても大事だとは思うのだけれど、それはそれ。これはこれ。

バイクのエンジン音と振動がなくなってしまうのはストレートに寂しいと思うな。。

 

でもモーターやら新発明の何かやらで動くとしても、今のSSみたいに有無を言わさぬ横暴な加速をするバイクならなんだかんだと馴染んで行くんだと思うんですけどね。

それに電気で動くバイクっていうと自分の中ではこれなんですけれども。

 

 

このバイク正式名称がなくて、その昔プラモデルでが発売されてた時も『金田のバイク』って書いてありましたけど…。

映画とマンガで設定があやふやでエンジンのようなモーターのような良く判らないバイクですけど、2輪駆動でエラい走り方をするんですよね。
 

ポジションはともかく、こういう無茶苦茶なのが登場するならそれはそれでって感じなんですかね…。

実際に作っちゃった人のは確か油冷のGSX-Rか何かのエンジン載っけてましたけどね。
 

とか思いつつ帰って来た訳ですけど、良く考えたらアレって事故じゃね！？

ババぁのエラい剣幕にそれとなく謝っちゃったけども。

 

そんな訳で今日は膝が微妙に痛いのでクラッチワイヤーはまた別の日にメンテ決行♪

いや、♪じゃねぇだろ♪じゃ！