ミニバイクレース参戦を通じて気付いたことが、VFRでの走行に影響を及ぼす予感。

ミニバイクは実質今年から真剣に乗り始めた訳ですけれども。

これまでの約6年間、ずっとVFR400Rでサーキット走行を続けてきてそっちはだいぶ乗れるようになったっつぅか、自分自身の成長を実感してるのだけど、真剣にミニバイクを走らせるとなるとあまりにも勝手が違う。

エキスパートライダーが時間と知識を注いで全力で作り上げたバイクを除けばほぼイコールコンディションっていうような状況で、アクセルもほぼ全開固定。

その中でタイムに大きな差が出るってのはどういうことなんだろか？っていうのがずっと疑問に思うところだったf(^_^;)

今年の2月に桶スポの関東ロードの開幕戦のSP-Fクラスで生涯初のミニバイクレース参戦ということになりましたけども、あの時桶スポのコースレイアウトでは気付かなかった点が、今回の日光チャレンジロードの耐久レース参戦でくっきりと見えたことがあるんですよね。

それもいくつかあったのだけど、最も大きく影響するな…と思ったのが、バンクさせてる時間がその後のストレートの速度に影響するっていうところ。

それはきっとミニバイクレースをずっとやってる人には当たり前のことなのかも知れないですけども、ロガーのデータで見ても後から冷静に車載動画を見ても、日光の8コーナーに6速全開で進入して9コーナー付近（裏ストレートに入る直前の高速セクションですね）まで大きく弧を描いてずっとフルバンクのままでいると、アクセルを全開にしていても1万1千回転付近で回転が留まってしまってストレートに入るまで伸びて行かない。

すると裏ストレートエンドでブレーキングするポイント付近では1万2千回転前後までしか上がらず、最高速も106キロから107キロ前後になってたみたい。

同じセッティング、同じ条件で8コーナーに6速全開進入直後に、極端に言うとバイクを立てて8から9コーナーを真横に横切るようなイメージで走ってから9コーナーでまたタイトに向きを変えて裏ストレートに抜けてっていうような走り方をすると、1万1千付近で回転が留まる症状が軽くなって、裏直エンドでは1万2500回転くらいまで伸びる。

最高速も110キロくらいになってたかな。

NSR80に少し乗らせてもらった時にはそんな無茶なラインは通せなかったので50限定で考えるにしても、これってのは空気抵抗だったり燃料だったりいろんな原因が考えられるんだと思うんですけども、僕が感じたのはタイヤの接地面のせいなんじゃないのかな…なんて。

ストレートとバンク中ではバンク中の方がタイヤの接地面積が大きくなって当たり前だし、ストレートよりもバンク中の方がタイヤが強くコースに押し付けられることになりますよね。

ミニバイクは絶対的なパワーがない分、その抵抗がブレーキになって回転上がらないんじゃね？？とか。

そう考えてみると、日光サーキットをミニバイクで走る時のライン取りって、今まで考えてたのからだいぶ改良する余地があるように思えてくる。

その考えをVFRに当てはめてみると、さすがに8から9でバイクをほぼ直立させるってのは無理だとしても、その区間で試せることがまだありそうだし、4から6と6から7の処理の仕方が少し変わって来るんじゃないか？？と思ったり。

その前にまずミニバイクのレンジに馴れ切った感覚をVFRに戻すリハビリをしないといかんのだけどもf(^_^;)