今日をもって私、さいたま市民を卒業します！マンションでカウルの塗装をすると後が大変f(^_^;)

この10数年さいたま人として生きてきた訳ですけれども。

同じ部屋に10年以上住んでいたのは引っ越し資金が貯まりそうになるとバイクがぶっ壊れたりというタイミングが重なり続けたりしたせいなのだけど、単純にこの部屋が快適だったからっていうのもある。

マンションの構造上四方に隣接する部屋というのがないので隣りの部屋の騒音に悩まされることもなく、陽当たりも風通しも良く、一人で住むには贅沢過ぎるほど広い。

今となってはたまに顔を出す実家よりも遥かに自分の居場所という意識が強いので、いざ引っ越すとなると寂しくなったりするのかと思いきや、ビックリするくらい何の感情も湧かない。

それは結局これが自分のものではなくただ借りているだけだからで、自分のものを運び出してしまった後はやっぱり他人の家でしかないからなんだろう。

そういった訳で、昨日ほぼ荷物を次のアパートに運び終えたので、さいたまで必要な事柄は残すところこの部屋の掃除と役所関係、それから部屋の立ち退きの際の管理会社立ち会いの現状確認といったところ。

今朝目覚めると昨夜の豪雨がなかったかのように真夏の猛暑。
朝起きて冷蔵庫に冷たい飲み物があるということが実は凄いことなのだと実感する。

いつもなら起きてすぐ何か作って朝食をとるところなのだけど、食材どころか冷蔵庫がないし、電子レンジもなければコンロもないのでお湯のひとつも沸かせない（笑）

何か飲むものと食べるものを買い出しに出掛けようと思いつつ、まずはシャワー。

服を脱いで風呂に入る時に、そういえば風呂の掃除もしなければいかんな…と思い出す。
我が家の風呂は特に、養生をしていたとはいえ、R1フルカウルとVFRフルカウルを塗装したという賃貸にあるまじき実績を残しているので、その痕跡を消さねばなりますまい。

特に換気扇と壁の上の方、あと床の一部に養生を突破した塗料の痕跡があるのをただひたすらにメラミンスポンジ的なヤツで擦って落とす。

汗を流すために入った風呂で汗を垂れ流すこと2時間。
全裸で。

やっと綺麗になったあとはシャワーを浴びて、起きた傍から良い運動をしてくたびれたので掃除は後回しにして区役所へ。

前職の退職に関係して保険の関係でちょっと問題があったのだけど、窓口のお姉さん方にとても親切にしていただいて、小一時間ばかりで目的の紙を入手。



今日をもってさいたま市民を卒業する運びとなりました！

移動中に今の部屋のガスと水道を止める手配をしつつ、帰って掃除をしないといけないんですけども、あまりの暑さに掃除したくない病を発病して、ホームセンターとかウロウロして次の部屋で必要な洗濯機のアタッチメントやら、プロパンから都市ガスに変わるレンジのリサーチをしたりなんだり。

部屋に戻ってまずはずいぶん掃除をサボって汚れ放題の窓とサッシ、それからベランダの床を掃除する。

ベランダは片方VFRのシートカウルを適当に補修した時に蛍光オレンジに塗ってしまった場所があったので、そこもメラミンスポンジで格闘。

ベランダが2面と掃き出し窓4つを掃除するだけでくたびれて、掃除したくない病が再発しそうになるのを堪えて洗面所と鏡の辺りを徹底的にビッカビカにした。

和室の畳は本棚とかいろいろ置いてあって焼けてる部分と青い部分が激しく共存しているのでどうせ張替えか裏返しかすることになると思うのでホコリだけ取れば良いし、洋室とLDKの床は少し前に猛烈に頑張って掃除しておいたのでこれも荷物を運び出す際に出たほこりを取る程度。

あとはキッチン。

キッチンとかは何をどうしても素人ではどうにも出来ない部分に業者が入るのだと思うので、表面の油汚れだけ一生懸命取ってもうおしまい。

掃除したくない病が末期でもう手が付けられない。

後は明日朝起きたら掃除道具やらその他細々したものを車に積み込んで、10時から管理会社の担当者さんがやって来て、修繕費の見積もりと支払い方法を確認したらそのままカギを返してしまうので、いよいよこの部屋ともさようなら。

明日の夜からは次の部屋で生活することになりますな。

住み慣れた部屋を出て行くことよりも住み慣れた街を出て行くことよりも、ロヂャースがない場所で生活していくことが何よりも寂しい。