何処でも良い2人。今度は近場をブイブイ言わす！

アルバイトを終えて帰宅後、部屋でワインを飲んでいたら珍しくハットリから電話が掛かって来た訳ですけれども。

のりはし時間の深夜、日本時間の13時過ぎのこと。

『新しく買ったバイクが良い感じに直ってきたから何処か行こうぜ！』と。

いや…今酒飲んじゃってるからさすがにバイクは無理だな…と言うと、『いつも何時間くらい寝てんだよ？』というので、3～4時間かな…と伝えたところ、『オッケー、6時に迎えに行くわ！』と。

お…おぅ。

そんな訳なので、玄関のカギを開けとくから起こしてくれと伝えて寝ようかと思いきや、ハットリが来るので早く寝なければと思えば思う程目が冴えて、結局寝たのが日本時間の16時過ぎ。

何かの物音で目が覚めてみるとハットリが部屋に入ってくるところで、目覚まし時計が鳴るその瞬間に起きるような状況になった。

外がだいぶ明るいので、ハットリに時間を尋ねると、『今…5時半だな♪』ってオイ！まさかの30分前行動！！出来る社会人かっ！！！

そういった訳で、ボーっとしつつそそくさと準備。
身支度はもちろんだけど、相変わらず背中の左側がずいぶん痛むので、ひとまずロキソニンで黙らせる。

で。



ハットリのヌーマシン。カブ110。

ちょっと前に偶然OKRで会った時に見て買ったのは知ってたけど、藻が生えてるような状態だったのをよくもまぁここまで綺麗に直したもんだなオイ！っつって（笑）

2台ともガソリンがあまり入っていなかったので、まずスタンド行こうぜ！と走り出す。

すると、Mollet V100のオイル警告灯がすぐに点灯したので、最初の目的地が決定。



OKRでオイルを購入して補給。
盛大に吹きこぼして大惨事発生f(^_^;)

余ったオイルはひとまずボトルキープしといた。



さて。ガソリンもオイルも補給したことだし、何処行くか…と、ふと時計を見ると、今日は土曜じゃないか、と。

すっかり陽が暮れて、土曜の夜に原付（二種だけど）で行くって言えば…そう。メッ駐ですね。



ここは僕らが10台の頃のこの界隈ではかなり有名なスポットのひとつで、土曜の夜になるとピーク時で4～500台くらいは集まって膝をゴリゴリしてたんじゃなかろうか…。

幕張メッセの駐車場とはいえ、当時からずっと駐車場としては使われていなかったのだけど、今日行って初めてちゃんと駐車場として使われているのを見た。



メッ駐は表と裏と呼ばれる駐車場があって、その2つの駐車場を繋ぐ片側2車線の直線道路。

なぜこんな平凡な道、それもこの区間だけ30キロ規制で強烈な高さの減速帯が敷かれているのか、理由を知ってる人はもうあまりいないんだろうなf(^_^;)

で、メッ駐よりも少し前の時期、第二湾岸をもう少し上ったところに海駐と言われるスポットがあった。



生まれて初めて膝を擦った思い出の場所（笑）

ここは隣りの霊園の駐車場なのだけど、当時はアスファルトに白線が引いてあるだけで、パイロンを立ててグルグルしてたのが、ブロックの車止めがきちんと整備されたことで走れなくなった。

その代わりに発見されて集まるようになったのがメッ駐という訳ですね。

あの霊園の駐車場が何故海駐と呼ばれていたのかは果てしなく謎。

思い出深い場所だからか、ハットリとアスファルトに座り込んで色々話しててつい長居してしまったf(^_^;)

腹減ったから何か食いに行こうぜ！とフラフラしていると、何処だかの信号でハットリが『肉食わねぇ！？』と。

良いねぇ肉！！っつぅことで、そこから数キロ行ったところにあるステーキ屋へ。



何度も通り掛かったことはあるけど僕は入ったことがなかったお店。

牛300g。



ライス、ガーリックライス、サラダバー、フルーツバー、ドリンクバー、ワッフルコーナーすべてお替り自由付き。普段の2～3日分のカロリーを一気に摂取した。

これ朝ごはんですよ私（笑）

そこから裏道をテクテクと走って帰って来たんだけども、久しぶりにハットリとフラフラするのはとても楽しくて、今度は朝から何処か行こうぜ！と。

ちょっと100ccでは高速には乗れないし、1日に1000キロ以上とかそういう無茶な移動もできないけど、やっぱりそれがバイクである以上『往き先は何処でも良い』なんだな（笑）

何かこう…ハットリと2人、小さいバイクで10代の頃にウロチョロしていた場所をまたウロチョロして、くだらない話しで大笑いして帰ってきて、ノスタルジックな気分でこういうのも悪くない。

ちなみにのりはしハットリ16歳。



この後僕は1KTやNC30や、CRMだったりスティードだったりを乗ってたり、その後のっぴきならない理由で一度バイクを降りたり。

ハットリも春山仕様のCBR400Fとか乗ってたり、いろんな方向に向かってバイクと接していたのだけども、僕がのっぴきならない理由を片付けてまたバイクに乗りたいな…と思っていた頃に久しぶりに会ったハットリがそのリングネームの由来になるGPZ900Rに乗って現れたんだった。

そんで『最近乗ってないんだろ？久しぶりにちょっと走って来いよ』っつって忍者のカギとヘルメットを渡されて、ちょっと一回りして帰って来てからR1をとんでもない無理をして買うまでにそう時間は掛からなかった（笑）

そういった訳で、こうなって…



そのうちこうなって…



今こうなった。



今年結成26年を迎えるRacing Team 二代目GHOST改めTeamGHOST The Bullet Viper.の生き残りの2人はいったい何処に向かっているのか…。

いや、もちろんそれすらも何処でも良いのだが♪