最近は星景写真が撮りたいので月は邪魔なんだけど、それでもやっぱり月は愛しい。ツンデレかっ！（笑）

日曜の夜は良い感じに満月だった訳ですけれども。

もう何年も前、ノリさんにタムロンの70-300をお借りしてた時に月の写真を撮るのが好きで、いつも次の満月を待ってた時があってですね、その時にインストールしたiPnoneのアプリ。



Dianaというやつで、月の運行が一目で判る。

富士山の次に月が好きだと言わんばかりの自分には必須のアプリ。の内のひとつ。

なのだけど、今は星の写真を撮る練習がしたいので、主に月が出ない新月を知るために活用してるという訳ですけどね（笑）

で、日曜の夜は満月だったので、久しぶりに撮ってみたいな…と。
最近星とか花とかそういうのを撮ってばかりで、この前入手した17-50F2.8ばかりなので、55-250もたまには使いたいじゃないですか、と。

そういった訳で、散歩がてら夜中に近所をフラフラしていたのだけど、割と強い風が吹いていて空気は澄んでいるものの、分厚い雲がエライ勢いで空を横切っていて、どっちに出ているのかは判るものの、なかなか月本体が顔を覗かせない。

結局2時間くらいウロウロしていて、バッチリ月が出ているのは正味15分くらいだったのかなf(^_^;)

前に月の写真を撮ってた時はISOを高めにしてシャッタースピードも速めに撮るっていう感じだったと思うのだけど、最近星を撮るのに一生懸命だったせいか好みもずいぶん変わってたみたいで、ISOを100固定でシャッタースピードを遅め…っつっても星景写真を撮る時みたいなのじゃないけども、とにかくISOを固定でその中で良い感じに撮れるように頑張るみたいな縛りが楽しかった（笑）

ちょっと15分程度では時間が足りなくてもっとたくさん試したかったところだけども、やたらと速い雲を見上げながら『おっ！来るか！？来そうだなおい！ちょっ！ちょっと待ってまだ準備が！！うわぁぁ！！！』とかひとりでずいぶん盛り上がって面白かったですよ（笑）

そんな訳で15分で何枚か良いなって思うのが撮れたうちの1枚。



ISO100 250mm F5.6 シャッタースピード1/640。
月は太陽の光を反射してる鏡みたいなものなので、ホワイトバランスを昼光にすると目で見てるのと割と近い色合いになるみたいですよね。

空の月を見上げて三日月だ満月だと感傷に浸ることはあるけども、写真に撮ってみると月ってそんなにメルヘンなものではなくて、物凄く無機質でガチな修羅場を潜り抜けた岩の塊なんだな…と気付く。

サーキットで流し撮りなんかしててもそうだけど、写真って自分の目で見て凄く曖昧に感じている部分をこれでもかと言わんばかりに浮き彫りにするところがありますよね。

バイクの挙動とか自分のフォームとか、誰かに写真を撮ってもらって改めて気付く点ってのはビックリするほど多い。

月もそんな感じで、パッと見は毎回同じような感じなんだけど、毎回気付くことってのがある。

そのうちもう少し近くまで寄れるような環境を入手してもう少しいろいろ見てみたいもんだな♪