近年の研究結果によれば洗濯時、洗濯槽の中に計量スプーン1匙分のプロテインを加えることによって、洗い上がりがしなやかになるとの見方もあ…るわけあるかいこんちくしょう！

すべてこの暑さのせいな訳ですけれども。

夜中じゅう走り回ったり重いものや重くないものを持ち上げたり押したり引いたりしつつ『おりゃぁぁーーっはっはっはーん♪』と奇声を発するアルバイトをしてるので、割と基礎体力は強化され続けているのだけど、筋肉を減らさずに体重を削るとなると食事のメニューにも気を遣いつつ、それなりにトレーニングもしないといけませぬ。

そういった訳で、今日も今日とてアルバイトで身体を動かしまくったあと、アスファルトの上に置いておくだけで温泉卵が出来てしまいそうな茹だるような暑さの中帰宅し、金属の棒に何か重い輪っかがついているものを上げたり下げたりした。

1日分の体力を出し切った。

いや、そこまで限界でもなかったはずなんだけど、疲れてボーっとしていたのです。

そして、酒を飲む前にやることやらねばなりませぬ！っつぅことで、今日は洗濯をしないといけない日なので、洗濯物を洗濯機に放り込んで、洗剤を投入！！

おや…？

何か甘い匂いがする…。



今住んでるアパートは玄関を開けるといきなりキッチンで、そのキッチンに洗濯機置き場がある。

狭いキッチンなので配置を選ぶ余裕はなく、洗濯機と冷蔵庫が横に並んでいるっていう状態。

そして、洗濯機に使用するものは洗濯機の近くに置いておくし、冷蔵庫に使うものは冷蔵庫の近くに置いておく。

そうなの。

洗剤とプロテインが並んでおいてあったの。

しかも、今使ってる洗濯用洗剤はちょっとしたお菓子みたいな塊をポイっと入れるやつで、スプーンで計量する粉の洗剤なんかもう何年も使ってないのに、普通に付属の計量スプーンでプロテインをすくって洗濯槽にサラーっと放り込む瞬間まで気が付かなかった…。

記憶っていうのは絶対悩みそだけじゃなくて、身体の部分的に覚えてる記憶ってのがあるんだと思うんですよ。

手が覚えてるとか身体が覚えてるとかってあるじゃないですか。

あんな感じで、きっと似たような入れ物だし、粉の洗剤を使ってた時の動きを手が勝手に思い出して再現してしまったんだろうな…と思うんですよ。

何にしても、その昔冷蔵庫の飲み物を入れるところに醤油とコーラを並べて保管していて、朝起きて喉の猛烈な乾きを癒そうと勢いよく醤油をラッパ飲みしたっていう苦い経験がまったく活かされていない事態が発生したな…。

いや、苦い経験っていうかあれはしょっぱい経験っていうか…起きたそばから咽て大変なことになった良い思ひ出だ。