VFR400R(NC30)でたまにミニサーキット走行。C24セレナ(トランポ)と時々カメラのお話し。
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2009/07/12 (Sun)
どうも最近R1の取り回しが重いな…って思ってたんですけれども。
良く考えてみたら最近押して歩いてる時にフロントの辺りから『コーー』っていうパッドがディスクに触れてる音がしてたな、と。
それで更に良く良く考えてみたら、ステンメッシュ入れてタッチはカチッとしてるものの、どうもブレーキのフィーリングがのんびりしてるっていうか、メッシュホース入れてる癖にダイレクト感がイマイチっていうか、そういう状態だったんじゃないかと。
人間って善くも悪くも慣れるもので、納車された時から日々乗り続けるうちに少しずつ鈍って行く動きに悪い意味で順応してしまって、本来の性能が出せていない事に気付けないコトがあるようで。。
そんでブレーキの様子を覗き込んで見たらもう真っ黒も良いトコで、チビクロサンボがユニクロのカーディガンを羽織ってトラをバター犬にしちゃってる勢いです。
そりゃぁ取り回しも重けりゃ動きも悪いわな、と。
ってな訳で急遽ブレーキピストンの揉み出しを敢行。
キャリパーを外して改めて見てみると、ブレーキの削れカスでエラいコトになってます。
画像で見るとどこにピストンがあるのかも判らないですよねぇ。。
R1のフロントキャリパーは下の画像の矢印のトコのピンを2つ外すと、プレートをグイッと押しながらパッドを止めてる棒が引き抜けるんで、この棒が抜けるとパッドがスルッと取り外せるんですけど、この棒がパッドの削りカスと古いグリスで固着してて、プライヤで挟んで結構な力が必要でした。
外した棒はやっぱりカスとグリスでエラいコトになっていたので、お湯と歯ブラシでゴシゴシと洗います。
上が外した状態で下が洗った後です。
外した時は穴も開いてんだか開いてないんだかっていう状態だったんで、中性洗剤とかも用意してたんですけど、お湯で丁寧に擦ってたら落ちるレベルでした。
他の人のサイトとか見るとこのパーツに耐水とか当てて表面を慣らす人もいるみたいですけど、自分の場合は見た目はまだちょっとアレなんですけど、指で直に触って滑らかだったんでOKってコトで。
他の外したパーツもお湯でジャブジャブゴシゴシと。
パッドの裏のピストンと接する面とかも念入りに洗います。
ホント至るトコが汚れてます。
普通取り外したパッドは左右が判らなくならないように印をつけておくみたいですけど、R1の場合は異径4potで、後がクッキリ付いてるし、左右のキャリパーは片方ずつ作業するので印をつけなくてもまったく問題なし。
それから、ブレーキホースに負担を掛けないために外したキャリパーは針金で吊るって良く見掛けるんですけど、手頃な針金がなかったのと、お湯の入ったバケツを良い感じの高さに持ち上げるのに使ったバスケットが良い感じの高さだったんで、キャリパーもそこに置いちゃってバッチリ負担が掛からないっていう一石二鳥な感じで。
キャリパーからパーツを剥がしたらマスターシリンダーのキャップを外しておいて、ピストンを少しだけ押し出した状態でバケツに突っ込んで丸洗いです。
この時気が付いたんですけど、左側のキャリパーの4potのうち径の小さい方の1発が軽く固着して動かなくなってて、もう片方の径の小さい方も動きが鈍ってて固着寸前っていう。。
そもそも小さいとはいえサーキットを走るバイクなんだから、普通に考えてブレーキパッドの削れ方だって一般道だけ走ってるよりずっとハードなはずなんですよね。
ブレーキって安全に直結する最も大事なパーツのひとつだし、もっと頻繁にキッチリ整備しないとイカンなとかなり反省しました。
で、汚れをせっせと洗っている内に全部のピストンが動くようになって来た。
特に傷や異常もなくピカピカに戻ってテンションも上がります。
ピストンが綺麗になったら水気を飛ばしてピストンに薄くグリスアップするんですけど、この時期自然乾燥でもたいして時間は掛からないですけど、プラモデルを買ってもらって家に帰るまで待ちきれなくて車の中で箱を開けていじり出した挙げ句、家に帰ったら部品がなくなっていて泣き喚くような子供だった自分としてはですね、キャリパーの水気を飛ばすのにこういうのを使ってます。
これはパソコンとかデスク周りのホコリを飛ばすのなんかに使うエアーのスプレーなんですけど、本格的なエアーツールとかを持ってるって訳でもないし、キャリパーの水気くらいならこのスプレーでも充分すっ飛ばしてくれるんで便利なんですよ。そんなに高いもんでもないし。
水気を飛ばしたらグリスアップと、いよいよ本題のピストンの揉み出しなんですけれども、ちょっと長くなり過ぎそうなので続きは明日にしてみます。
以上、現場からのりはしがお送りしました。
スタジオにお返しします!
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