バイクとの接し方は人それぞれ。良い悪いの問題ではないと見た。

仕事帰りに飲み物を買おうと思って近所のスーパーに寄ったら冷やし中華の売れ残りがスーパーディスカウント感を放っていたんで買って帰ったんですよ。

めちゃくちゃお腹空いてたって訳でもなかったんですけれども。

 

自分は冷やし中華にはカラシを入れたい派なんですけど、今日買ったのにはカラシが入ってなくて、冷蔵庫を見たら丁度4ヶ月くらい前に賞味期限が切れたチューブのカラシが出て来てですね、使うのは少量とはいえ4ヶ月はさすがにヤバそうな匂いがするなぁ…なんて思ってですね、仕方なしにカラシなしで食べたんですけどね。いや、丁度っていうか。

 

で、特にめちゃくちゃ上手いっていう訳でもない冷やし中華を更にカラシというエース抜きで食べて、別にそこまでお腹空いてた訳でもないし食わなくても良かったかなぁ…なんて思いつつ最後の一口を口に放り込んだらどうだ。

ちっこいカラシが出て来たじゃないですか。

なぜ汁的なものは一番上にあってカラシを麺の下に入れるかな…。

 

この喪失感をバイクに喩えるならアレだ…

特に気の利いた喩えも浮かばなかったんですけど、それは後で考えるとしてバイクとの接し方って人それぞれだと思うんですよね。

だいぶ話し変わりますけど。

 

磨いてばかりで乗らないっていう人もいれば普段の足としか考えていない人もいるし、のんびり旅をするのが好きっていう人もいれば速く走るコトにしか興味がないっていう人もいる。

それこそ十人十色っていう訳ですけど、他人のバイクとの接し方を否定しないっていうのが不文律なんじゃないかと思ってんですよね。暗黙の了解っつの？

 

自分のR1はボロいんですよ。

右も左もサーキットを走ってるうちにボロボロになっていて、砕けたカウルもFRPのキットで裏から補修と補強はしてますけど、表っ面は塗り直すでもなくそのままにしてるんで。

これはほら、サーキットを走ってれば転けるコトもあるし、自分が気を付けてても誰かに貰っちゃうっていうコトもある。

マンションに住んでるので塗る場所がないっていうのもあるし、塗装に掛ける余裕があるならその分消耗部品に回したいっていうのもある。

 

見た目に気を遣わない代わりにチェーンとかブレーキとかワイヤー関係の走るために重要な部分は割と気を遣っていて手も掛ける方なんですけど、とにかくバイクをピカピカにしていたい人に言わせると自分のR1は可哀想なんだそうで。

 

6年落ちとはいえ5PWも立派なSSなんですよね。

スーパースポーツっていうからには超スポーツするために作られたバイクな訳だからスポーツ感丸出しで走ってナンボだと思うんですよ。

自分の考えでは見た目に気を遣うよりも走るコトそのものがバイクにとってあるべき姿なんじゃないかってなコトで。

 

走り倒した挙げ句にピカピカだったら言うコトないってのは置いといて、他人のバイクとの接し方に介入して欲しくないなぁ…なんて。

ってかほっとけ。うちのR1の見た目がボロいのはチャームポイントなんだっつの。

 

 

あ、食べ終わる寸前の冷やし中華の麺の下からカラシが出て来た喪失感を喩えるなら、ペヤングのソースを先に掛けてお湯を入れてしまった時のような感じだ！

 

バイク関係ねぇ…。