言うなれば、我が人生はマリオカートの如し。

サーキットを走るとタイムで己の成長っぷりが判る訳ですけれども。

 

もちろん残念なコトに常に成長を続けられる訳でもなく、何ヶ月も自己ベストが更新出来ない時もあれば、じりじりとタイムが落ちて行く時もある。かも知れない。

 

それでもやっぱり良い時も悪い時もタイムを測るってのは、想像を抜きにして…つまり『おっ！今良い感じだったぞ！結構速かったんじゃねぇか！？』っていう幻想を良くも悪くも打ち砕くって訳で(笑)

 

気分的に速く走れて楽しい。それはある。

実際にタイムが上がって嬉しい。それももちろんだ。

 

サーキットを走るからには少しでも速く走りたいと思うのは当たり前で、自己ベストを更新するってのはとても良い気分だ。

 

速い＝偉いじゃないって思うってのは何度か書いた気がするけども、やっぱり前回の自分よりは今回の自分の方が成長していたと思って帰宅したいもんだ。その方が帰って風呂に入ってる時とか酒を飲んでる時の気分が良いし。

 

で、速い＝偉いじゃないって思う。ホントそう。

そもそもそれで収入を得るっていう訳でもなし、速かろうが遅かろうが何が変わるって訳でもない。

 

ただ自分としては『自分が速く走りたい』っつぅよりも、『自分のバイクを速く走らせたい』っつぅか…この際もうどっちでも良いけども、とにかく速くなりたい訳ですよ。

 

そんで暫く足が向かなかったトミンにまた行くようになったのは無法地帯化していたのをスタッフその他諸々な方々がマナー向上に努めているのをネット上で目にしたからですけども、あくまでもトミンは自分の中で『茂原の東コースで左ばかり減ってしまって、かと言ってローテーションしてどうこうっていう程右コーナーがないって訳でもなく…っていう微妙なタイヤの右側を使いたい』ってのと、『純粋にトミンは休む暇がない忙しいコースなので筋トレにピッタリ』っていう意図がある。

 

ところがですよ。

 

梨本塾の塾長さんの25秒7ってのは前から知ってましたけども、イマイチ現実味がないっていうか『さすがプロライダーは凄いんだなゃ…』みたいにテレビを見るような感覚で見てましたけども、最近は非プロの人で25秒台を掠めたっていう人が2人いるってのを見た。R6の人とZ1000人だったかな。

 

梨塾Aクラスの優勝経験者とテイスト・オブ・ツクバの優勝経験者の人達なんだそうだ。聞いたトコによると。

 

何やらそう聞いてみると凄い人達なんだな…って思うんですけども、そうは言ってもプロって訳じゃなし、25秒台がグッと身近になったというか。

 

むしろ身近になり過ぎて、ちょっとした夢だった『27秒を切りたい！26秒99でも良いから26秒台を出してみたい！！』くらい思ってたのに、その夢を達成したどころか26秒66まで入ったのに、『なんかパッとしねぇタイムだなオイ…』みたいにがっかりしてる。贅沢な話しだ。

 

冷静に考えて見ると、自分は自分で思ってるよりもタイムを気にしてる。

ただそれは『どうしても1番になりたい！』っていうんじゃなくて、（いや、なれれば嬉しいのは間違いないんですけども）『誰かが出せたタイムなら自分にも出せるんじゃないか？？』とか『証明して見せてくれた人がいるんだから、自分が出来ないのは何かが足りないからだ』っていう感じっつぅか。

 

タイムを気にしてるって言えば、茂原のモトブレイクだ。

モトブレイクにはタイムアタックという制度というかイベントがある。

公式タイムの上位3位までがネットに公開されていて、年末に表彰式がある。

 

表彰式はまぁ置いといて、タイムアタックランキングっていうのは非常にモチベーションがあがる。

名前が載ってると凄く嬉しいし、レコードホルダーにもなると何秒で走るのか？っていうのが判って目標も立て易い。

 

トミンAコースの現在のレコードは25秒93なのだそうだ。

でもそれは口伝とスタッフブログの記事にしか載っていない。

 

トミンも公式のランキングを記録してれば面白いのに。

排気量毎のクラス分けで上位10位くらいまで常に更新してたら相当盛り上がると思うし、表彰とか特典とか何もなくても良いんで、ただモチベーションがあがるんじゃないかな…とか。

 

あ、でもダメだ。

そんな面白いコトされたらムキになって通って今でも既に飽和状態のタイヤ代を更に無理して餓死してしまうかも知れん(笑)