NINJA250Rに乗ったお話し。

昨日R1の修理やら補修やらをやって、一段落してブログを書いていた時の話しな訳ですけれども。

 

友達が極端に少ない自分としてはですね、友達と言えば十中八九バイク乗りな訳ですけども、そのうちの1人がNINJA250Rに乗ってるんですよね。

 

で、その友達は『サーキットを走ってみたい』と言い出したと思ったら教習所に通ってて、暫くしたら普通二輪の免許を取ってた。

 

『CBR400RRに乗りたい』とか小粋なコトを言いつつ、入った中古屋でNINJA250Rに一目惚れしたんだそうだ。

 

そんでその友達は一応…って言ったら怒られてしまいそうだけども女の子で、ツナギやらブーツも一揃い購入してこれからって時にちょっとした病気で実家療養するコトになった。

 

それがまた東京から鹿児島に帰るコトになったんだけども、なんとその子は免許を取ってから高速に乗ったコトもなかったのにいきなり一人で鹿児島まで1,200kmだか1,300kmだかを2日掛けて旅立った。なんてアクティブなヤツなんだと感心したもんだ(笑)

 

それから暫くして『だいぶ良くなったのでそろそろまた東京に戻る』とか言い出したと思ったらホントに帰って来た。高速使って(笑)

 

『あぁ…そうか…。人間ってやろうと思ったらなんでも出来んだなぁ…』とちょっと励まされたってのは悔しいから内緒だけども、だいたい僕ツーリングとかまったくしないんで1,200kmも走ったコトないぞ！スゲぇf(^_^;)

 

で、昨日のブログを書いてた時の話しなんですけどね、その友達がメールして来た訳ですよ。『ちょっとバイク見てくれ』と。

 

良く良く聞いてみたら、今週末にいよいよトミンにデビューしてみようと思うのだけど、ミラーが外せないってんですよね。

 

ミラーにウィンカーが仕込んである訳でもなし、そんなもん簡単に外れんだろっ！とか思ったんですけども、鹿児島まで一人で往復するというガッツを見せられた自分としては、ちょっと協力してやっか♪って気になって見てみるコトにしたんですよ。

 

そしたらまぁまぁ…なんて面倒臭ぇ構造だコリャぁ(笑)

 

ちょっと文章で表すのが面倒なくらい面倒臭ぇ構造で、いろいろ考えてみた結果、メーター側からヘキサボルトを左右1本ずつ抜いて、アッパーカウルを浮かせるようにして、更にスクリーンを外して出来た隙間から10mのラチェットでミラーを外す、みたいな。しかもこのミラーがくっついてるステーが曲者だ…なんだけど、そこは本題ではないので置いといて、サーキットでこの一連の作業を一人で出来るのか？っていうのと、それが出来る工具を持ってるのか？っていう話しになったんですよ。

 

するとどうだ。

 

『買った時につけてくれたので六角レンチは持っている。3本！』

 

いや、本数ではなくてですね…っていうトコも取りあえず置いといてやるわい。

 

そんで構造的にどう考えてもメガネやらコンビネーションやらでは外せないのでラチェットいるぞコレってコトで、とりあえずそこそこのを買いに行こうってんで、2日連続ストレート埼玉店にゴーストレート。迷える羊、ゴストレイだ！

 

で、R1はひとまず修理が終わってスタンドに掛けてシートを被せてあったんで、引っ張り出してる間に店閉まるんじゃね！？疑惑で、NINJA250Rにタンデムで行こうぜって話しになった。

 

後ろに人を乗せる自信がないってんで僕が前ってコトになったんですけども、跨がろうとふとタンクをみると、凄ぇファンキーなタンクパッドが着いている。

 

 

あ…うん。そういう名前のバイクだよね…、知ってる。知ってるけども、凄いセンスだねコレは…f(^_^;)

 

って頭の中で考えてるつもりが声に出して言ってた(笑)

 

するとどうだろう。

 

これは買った時から着いてて、あまりにも気になるので買ったお店の人に聞いてみたら『これは外せません』と言われたっつぅんですよ！

 

両面テープでくっついてるだけなのに！？ってかお店の人、狙ってるでしょそれ！？

この人確かにちょっとどころじゃないくらい抜けてて見た目と同じくらいアホなんで、言われたコト全部信じてしまうんですよ。

 

そういうアホにタンクパッドは剥がせないっつぅウソついたらいかんのではないか？？

 

一目惚れで買ったバイクを人に見せる度にタンクパッドの『忍者』の文字をツッこまれてたっていうこの人が不憫でなりませんよ(笑)

 

あ、それからですね、タンクパッドを剥がせないと言われたのを信じてたアホの話しはどうでも良いんですけども、普段バイクと言えば自分のR1しか乗らなくて、あまりバイクの貸し借りが好きではない自分としては、もの凄く久しぶりに違うバイクに乗ったんですけどね。

 

しかも250ccのバイクってホントいつから乗ってないんだろう…ちょっとすぐ思い出せないくらい乗ってない。

 

そんで不慣れな排気量、不慣れなタンデムで走り出そうって訳ですけども、いきなり痛感する訳ですよ。普段どれだけ排気量に任せて走っているのか？って辺りを(笑)

 

普段はあまり意識してないんですけども、1,000ccのバイクっつったら大概はそれなりにトルクもあるもので、大概の坂道では半クラ当ててからアクセルを入れればそれなりにOKみたいなトコあるじゃないですか。

 

それがまったく通じない…。

 

こんなだったか！？こんなに回さないと走らない！？とか走り出して暫くはちょっとしたパニック状態だったんですけども、後ろに乗せてるアホにそれを気取られるのは悔しい気がしたので涼しい顔を装った。

 

どうせヘルメットで顔は見えないんですけどね！！

 

で、我が家からストレート埼玉店はちょっと10分かそこらなんですけども、帰りには既に馴れてとても楽しい勢いでした。

 

このタイミングでエンジンのフィーリングもフォームもまったく違うバイクに乗る機会があったってのは自分にとってとても良い結果になったと思います。それがどんな風に良い結果だったのか？？ってのは内緒ですけどね(笑)