心の形にピッタリフィット。

一昨日近場をちょろちょろと走って来た訳ですけれども。

 

ふと気が付いてみればさいたま市から富士山の5合目やら静岡の沼津市ってのが近場にカウントされているという感覚にも困ったものだけど、それもこれもあの時R1というお宝に出会えたればこそってもんだ。

 

たまにこのブログでも書いてますけども、うちのR1は街乗りからミニミニサーキット走行、ちょっとその辺を1,000km程度走り回るってのまで全部1台でこなすし、それどころか足回りのセッティングすら変えていない。

 

これって冷静に考えてみるとちょっと凄いコトのような気がする。

 

バイクって一言で言っても多種多様で、いろんなジャンルのバイクがある。

大きな括りではオンロードとオフロード、その中でもスポーツやらツアラーやら、両方をかいつまんでるのがあったり、どちらにも括れないようなのがあったり。

 

要はある程度用途が決められて作られているもんだってコトなんですよね。

 

なので、普通サーキットを走るバイクってのはツーリングとかってのは苦手なもんだろうし、街乗りを快適にするっていうのを強く意識してるバイクで速く走るのはやっぱり苦手なんじゃないかと思う。

 

そんなのを考えて見るとうちのR1は僕みたいな無茶苦茶なのに買われてアレやコレやとコキ使われて大変だなぁ…と他人事のように思う訳ですけども、それでもやっぱりいろんなトコに連れてってくれて、サーキットを走ればソコソコのタイムを出してくれて、これまで酷くヘソを曲げたコトもないし、僕がヘッポコなばっかりに何度も何度も転かしてますけども、直せない程ダメージを受けたコトもなく、僕の精神の安定剤で居続けてくれるってのは、正直感謝し切れない思いでもある。

 

僕は転してボロボロにしてしまった時に耐えられないので、普段から極力バイクを擬人化しないようにしていますけども、それでもやはり『感謝している』と思うし、ただの愛着と言っては少し軽過ぎるような気もする。

 

これは何だろう…言ってみれば革製品みたいなもんで…いや、R1は殆ど金属ですけども、とにかく気持ち的には長年着続けている革ジャンとかケツの形にひん曲がってるウォレットみたいな感じで、ピッタリフィットなんですよね。僕の心の形に。

 

そんな我が家のR1は3,000km走行の中古車に一目惚れで、頭金ゼロの4年ローンで購入した訳ですけども、一昨日ハットリと静岡の裾野市街を走ってる辺りで走行距離が40,000kmを超えていた。

 

購入してから3年8ヶ月で37,000kmってのが多いのか少ないのか判らないけども、週末しか乗らない割には少なくはないのかも知れない。

 

今んトコ特に不具合もなくエンジンも絶好調。

これからも元気一杯で良い感じに走って欲しいもんである。

 

そろそろプラグとオイルはなんとかしてやんないといかん時期だけども。

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