いざ筑波！ビバ筑波！！

さいたまの我が家からはトミンに行くよりも筑波に行く方が近い訳ですけれども。

 

それでも今まで筑波を走らなかったのは年間のライセンス料に躊躇していたからですな。

今回とても貴重な縁でレースを走らせてもらえるコトになって、フクドナルド監督が『まずはピットクルーとフレッシュマンを取っておいでませ』ってコトで、レースのコトもライセンスのコトもまったく判らない僕としてはタラヲさんが日程や金額、予約の方法まで全部教えてくれたので最短で今日取って来た、と。

 

いや、取って来たっていうか、筑波のスポーツライセンスを取得すると同時にフレッシュマンとやらも申請出来るってコトで、ライセンス自体は後日発送ってコトらしい。

 

肌が水を弾かなくなって久しいフレッシュマン。30代後半戦(笑)

 

ってな訳で筑波に到着しましたが、入り口を入ってまず何処に行けば良いのかも判りません。

 

ゲートの警備の人に『ライセンスを取ってレースに出てあわよくば優勝したいんですけどもー♪』と言うと、とても親切に駐車スペースと行くべき建物を教えてくれました。

 

そんなこんなでまずは朝9時半から受付を済ませます。

 

 

受付の女性が誰かに似てるんだよなぁ…と思いつつ思い出せずにモヤモヤする。

 

講習自体は10時半からなのでコースを見学してみます。

今日は2輪の走行日ってコトでパドックも駐車場もビッシリバイク。トランポ。バイク。

 

1ヘアのスタンドに来たのはいつ以来だろうか…。

 

 

そもそも最後に筑波に来たのっていつだったかな…。

R1が納車されてすぐに1度走ってるはずだから…4年前かな？？

 

走ってる人達を見ながら適当に時間を潰して講習開始。

 

講習とかって眠くなるんだろうなぁ…と思ったら、今まで良く知らなかったサーキットのルールやら普段目にしない旗の意味やら、サーキットの予約方法だとかパドックの使い方や駐車位置、覚えてないとまずいコトとか単純に興味があるコトばかりだったので、2時間半の講習で1度も眠くならなかった。そして担当官さんが物腰が柔らかくて好感度アップだった。

 

講習の終わりに説明兼領収書兼仮ライセンスが1枚になった紙をもらった。

 

 

ハサミでチョキチョキして使う。

本ライセンスが郵送されるまではコレで走れるらしい。

 

目下僕のR1で走れるクラスはVクラス（ナンバー付きビギナー：1分20秒〜）とLクラス（ナンバー付き中級：アヴェレージ1分15秒から20秒）とJクラス（ナンバー付き上級：アヴェレージ1分10秒から15秒）っってコトになるそうで、フレッシュマンのライセンスとかレーサーのGSX-Rに乗らないならファミリー走行のライセンスだけで事足りるって訳ですね(笑)

 

僕のR1をスポーツ走行クラスで走らせるにはアンダーカウルのオイル受けとかゼッケンとかワイヤーロックとか…クリアしないといけない問題がたくさんだf(^_^;)

 

で、講習の担当官さんが『この後のL枠の予約が若干空いているようですので、さっそく今日走られる方もいらっしゃるかも知れないですね…』と言っていたのに耳がピクピクっとしつつ、過去に1度、それもブランク開けでどんな風に走ったのかも覚えていないくらいだから、自分のクラスがどれに当たるのかまったく判らない。

 

担当官さんは『出来ればビギナークラスから初めていただきたいです』と言っていたが、目の前にニンジンがぶら下がっていてそれに手を出すなというのは酷な話しだ(笑)

 

何から何まで初めてのコトなので、走行券の買い方やトランポを停める場所に戸惑ったものの、コースの1番端っこ、1コーナーのすぐ内側の駐車場のところに場所を見付けてR1を降ろせた。

 

 

それにしても真冬の1月に走行会とかイベントって訳じゃなくてもパドックがバイクで埋まるくらい、集まっているんですねぇ…筑波ってスゲーな。。

 

そんであまり時間がなかったのでそそくさとバイクを準備したり、ツナギのインナーをつけたりしていたら、『コース上でバイクが炎上しているため消火活動を行う』という場内放送が流れた。

 

すぐ後が自分の（ほぼ）筑波デビューだったので野次馬に行ったりはしなかったけど、周囲の空気から考えて結構酷そう。救急車は動いてないので人は大丈夫だったのだろう。

 

5分押しでLクラスとやらの走行が開始。

僕もコースイン。

 

コースインする時に購入したチケットをスタッフさんに渡す。

こういうスタイルって初めて。

講習の担当官さんが『2輪の人は風で飛ばされないようにカウルとかタンクにテープで貼っておくと良いですよ。スタッフが勝手に取りますから』と言っていたのでその通りにしてみたら、パドックエリア入り口のスタッフさんがまるでひよこのオスメスを見分ける仕事の人かのように淡々と走行券を摘み取ってました♪

 

知らないサーキットって緊張するなぁ…と思いながらコースイン。

気温も低く風も冷たいのでさぞ路面温度も低いコトだろうと思い、2周ばかり意識してタイヤを温める。

 

3周目くらいからちょっと開けてみようかな？と1コーナーを少しペースアップ、高速S字もちょいアップ、1ヘア進入でシフトを一つ下げた瞬間…リアがロックして結構長い距離をスネーキング。突っ込むかと思った(笑)

 

1ヘアのコース幅があの半分だったらザッサー！だったなf(^_^;)

 

なんとか半クラからリアタイヤを回せたので復活して、もう一周タイヤを温めるコトにする。

3周回って4周目から徐々に倒して行く。シフトダウンの時も丁寧にクラッチを繋ぐように意識する。

 

そう言えば年越しの時に修復してたラップショットは筑波では絶好調だった。

CPを3に設定してちゃんと測れてた。

 

タイヤが温まってからは少しずつ伸び伸びと走って、久しぶりにR1を気持ち良く走らせてやれてんなぁ…とニヤニヤしてしまう。いつもミニミニサーキットに押し込めてるのでR1にとっても羽が伸ばせたコトだろう(笑)

 

で、ちょっと調子出て来たぞ♪って思った頃にはもうチェッカーが振られて僕の筑波（ほぼ）デビューは幕を閉じたのでした。

 

 

クリアっていうクリアもなく、かといってコース幅も広いので団子になるってコトもなく。

でももう少しアベレージが高い中で走りたいなぁ…と感じた。

 

人と絡んで転けるってのは最悪なので、出来るだけ直線で抜こうと思うとやはりその前のコーナーは殺すコトになってしまう。

 

何にしても僕の筑波はこのタイムから始まるんだな。

速い人達は1分切るのだそうだから、僕のこのタイムはヘナチョコパンチなんだろう(笑)

 

よし、僕これから頑張っちゃうぞ！！

ところで。

L枠のコースイン前にアナウンスされていたコース上で炎上したバイク。

 

L枠を1本走って後片付けをして受付から貸し出されてた腕章を返して戻って来ると、ガススタのトコの水道でおそらく持主さんが寒い中鼻をすすりながら黒こげのバイクをタオルでゴシゴシしていた。

 

見た目からダメージが何処まで深刻なのか判らないけど、自分のR1が燃えて消化剤を掛けまくられたりしたら、僕なら耐えられなくて泣いちゃうだろうな…と想像したら物凄く悲しくなって涙がチョチョ切れた。。

 

あの後方排気が死んでいないと良いな、と思う。

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