トランポのユーザー車検完了。また2年、バイクをサーキットに送り届けていただこう♪

仕事を休んでステゴンのユーザー車検に行ってきた訳ですけれども。

整備自体は先週末にOKRでイスを着けた時に常連のお客さん達が協力してくれてガッツリチェックと出来る整備をしたので、これでダメならもうダメポっていう感じで、後は光軸とサイドスリップとスピードのチェックをテスター屋さんでやればオッケーだろう、と。

…と、頭では判っているものの、何かと初めてやるコトってのは緊張するもので、予約では書類の受付は12時45分から、検査は13時からっていう第3ラウンドの予約だったのが、緊張し過ぎて10時前に着いてしまった。。

今日のさいたまは生憎の雨…と言うトコだけど、もうそろそろ24万キロのステゴンにとっては、下回りが色々グレイ（滲んでいるのか…滴っているのかの境界線！）なので、救いの雨である。

いや、ちゃんと整備はしたので危ないってレベルではないんですけどねf(^_^;)

で、バイクの車検で2回、ステゴンの名義変更で今年の頭にも来てるので、何処に行って何をすれば良いかは判っている。
なので書類関係の購入と記入を済ませて、テスター屋さんにも行ってからのんびりレーンの見学でもしようと思ってたんですよ。何しろ3時間も早く着いてるんだから余裕だ。

そんで紙ものと印紙なんかを売ってる建物に行って、近場の受付の人に車の継続車検を受けたい、何だったら車検は受けないで青いシールだけいただきたいという旨を伝えると、何処の窓口でまず何々という紙を買えというミッションを授かった。

指示のあった紙を購入し、続いて何処の窓口で印紙と証紙と重量税と…とドラクエばりのお遣いゲーを次々とこなす。

最後に自賠責保険。
窓口で『自賠責保険1つください♪』と伝えると、笑顔の眩しい好青年が『継続車検ですね…それでは車検証と、今の自賠責保険証書をください』と言う。

自賠責保険証？今の？？

『通常は車検証と一緒にあるはずですよ？』というのだけど…何処をどうひっくり返してもみつからない。
車に戻ってダッシュボードの中を洗いざらい探して、ナビやカーステのマニュアルのページ全部をめくってみても出て来ない。
名義変更の時に何かしたんだろうか？？と、1度家に帰って名義変更の時に持って行ってたクリアファイルを引っ張り出して見てみるも住民票の予備と駐車場の地図とかしか出て来ない。

ネットで調べてみると自賠責の紙の再発行は今日の今日いきなりっていうのは難しい様子で、車検は25日に切れる。今週休めるのは今日のみ。

ちょっとした悲壮感を漂わせつつOKRに電話。
社長と話すと『いや…それが載ってないってコトはないはずだなぁ…』とは言いつつも、ないならないで窓口で今日から自賠責に入れてもらったら良いよ！と。

さすが困った時のOKR社長。みんなの兄貴。
あわわわ…ってなって一夜にして髪が白髪にっ！とかそんな事態に陥るトコだったぜ。

そんな訳で再度運輸支局へ。
家から30分も掛からないものの、無駄に往復してしまった（笑）

自賠責の窓口に行ってさっきの好青年に『そんな訳で自賠責の紙はなかったので今日車検を受けられるように良い感じにお願いします！』と伝えると、今日から25ヶ月で発行してくれた。

一安心。

受付の建物に移動して、継続車検受付窓口の近くに行くと書くものの見本が置いてあって、何処を鉛筆で、何処をポールペンでというような指示があるので車検証を見ながら埋めて行く。走行距離を書くトコがあるので控えておくと駐車場に戻る手間が省けますよ！…いや、省けたのになぁ…と、前回も、その前のR1の車検の時にも思ったのを思い出した。

ここまで終わってもまだ1時間あったので、次はテスター屋さんへGO。
埼玉運輸支局の周囲にはテスター屋さんが数件乱立してますけども、僕は過去2回R1でお世話になった三田自動車という、1番遠いお店に行くのです。
『テスター』っていう看板が1番大きくて下世話な感じがとても気に入っているのですよ♪

で、車で突入して窓を下げると『全部？全部！？』と何やら『頭大盛りつゆだく軽いの』みたいな匂いを感じさせるノリで、良く判らないまま『ぜ…全部！もちろんそうよっ！』と答える。

言われるままに車を移動して、ブーって鳴った時のメーターの位置を覚えておいてくださいねー♪とか、ライトを着けてハイビームにして…とかやってると、『お客さんライト左側点いてないですよ！知ってた？』と。

いや、先週末にチェックした時は点いてた。
戦う写真家TDくんと心臓くんがちゃんとチェックしてくれたもの！！
と、軽くパニックを起こしていると、おっちゃんがこの前点いてたなら配線かね…と配線をガチャガチャやったら点いた。ビビった。

諸々チェックしてもらって、僕のステゴンはHIDか何かついてるらしくパッシングがすぐに点かないので、スピードのチェックで多分反応しないだろうから、ロービームを点けたまま検査に入るように、とか、レーンに入る前に何処と何処をどんな風にチェックしておくと良いよ！とかとても親切にしてもらって、『上手く行かないとこがあったらすぐ戻ってきて！なんとかするから！！』と心強いお言葉で送り出していただく。

さぁ準備万端です。
レーンの見学でもいたしますか！！と運輸支局の駐車場に戻って雨の中颯爽と検査レーンに移動する。

昼休みでした…orz

さて、それならそれで、受付の建物の中で時間を潰しつつ、検査手順が流れているテレビの前でかじりついて手順を覚えます。

書類を重ねる順番とかもあるようなのでチェッキング。

受付では前に3人くらいしかいなかったのに、レーンに並んでみると周囲に既に20台近く並んでいるという陸自マジックを体験しつつ、次は自分の番。緊張マックス。

ビデオを見て覚えたコトがスパン！と飛んで純白の脳みそで茫然自失な僕を怪しんだ検査官の人がやって来て丁寧に教えてくれつつ検査が進みます。

サイドスリップや灯火類、ホイールのボルトの弛みとかっていう最初のチェックは問題なく通過したものの、運転席の窓に貼ってあった盗難防止なんとかのステッカーが貼ってあって良い位置から5センチはみ出してるので剥がしてくださいと言われたのだけど、ガリガリやってもまったく歯が立たない。

どんどんパニックになってきて、『剥がれない…剥がれないよおっちゃんどうしよう！オレもうダメなのかな！？車検取れないのかな…orz』とアタフタしていると、それはもう可哀想な人をみるような生易しい目で『大丈夫ですよ。まずはハザードを出して、他の検査をひとまず終わらせましょう。ステッカーはゆっくり剥がしたらもう1度来てくれれば良いですから』と。

そして胸に着いてる無線で『5番レーン検査続行。素人さん入りまーす』と何処かに連絡していた。

指示された場所まで車を進めると、奥から別の人がやって来て最後まで横についていてくれて、丁寧に教えてくれた。

駐車場に戻ってカッターで運転席のステッカーを削ぎ落として、もう1度検査レーンに突入。
最初の検査のトコでステッカー剥がして来たで！と伝えると、一応ボンネットの中も確認したあと、バックで検査レーンを出て横道から戻って良いと教えてくれた。

そんで受付の建物に戻って例のヤツをゲットですよ！！

R1の車検やステゴンの名義変更で来るたびに思うんですけども、埼玉運輸支局の人達ってホントに良い人達というか親切な人達だな…と。
それが仕事だと言えばそれまでなのだけども、仕事だからって人の良し悪しというのは態度に出るもんだ。
人に良くしてもらうと自分も誰かに親切にしようと思う。明日から自分の仕事にも活かそう。

そういった訳で、今回のユーザー車検、無事に終了。
総額は以下の通り。

用紙 専用3号 ¥20
検査登録印紙代 ¥400
審査証紙代 ¥1,300
重量税印紙代 ¥43,200
自賠責保険25ヶ月 ¥28,780
テスター屋さん全部盛り（スピード、サイドスリップ、光軸）¥2,160

合計 ¥75,860

ネットで調べるとテスター屋さんは1項目2千円で3種類6千円が相場って書いてあるのが多いので、三田自動車さんはとても良心的って感じですね♪

さて、なんだかんだとステゴンの車検が終了したので、次はR1の車検費用を貯めねばなりますまいな！

あ、ところで我がステゴンの車高。
ホイールハウスの中にタイヤが入っちゃうくらいシャコタンで大丈夫なのかいな…とか思っていましたらば。

バイクや工具類を全部降ろして普通にイスを着けたら全然シャコタンじゃないし、タイヤ止めにマフラーも擦らないじゃーん！！
むしろリア上がりで新鮮な見た目なのだが…f(^_^;)