カメラと言う名の修羅の道

のりさんのご厚意でデジイチという趣味を持った訳ですけれども。

 

僕アレですよ。

カメラってのにはまったくもって無知で、何が良くて何が凄くてとかまったく判らなかった。

でものりさんとか雅也さんがカメラの話しをしてるのを聞いてるうちに、バイクで速く走りたいってのと、カメラでイカス瞬間を切り取りたいってのは、意外と共通点が多いような気がしてた。

 

サーキットを走ってたりすると意外にも自分が走ってない時に周囲のライダーの写真を一眼レフで撮ってる人って多くて、そういうのってやっぱり通じるものがあるのかなぁ…なんて。

 

で、昨日初めてサーキットで写真を撮ってみて思うに、写真ってのはやっぱりバイクと同じだった。

 

何のベースもなしにいきなり本当に速くなれる人間はいないし、速いバイクを買ったからっていきなり速く走れるってもんでもない。

 

のりさんは『今ウチで出番がないのがあるから貸してあげる』って言ってくれたけど、僕にとってはきっと『普通免許を持ってるので友達のNチビに数回乗ったコトがあります』っていう状態のところに、いきなり『はいコレ、最近乗ってないんで暫く貸してあげます♪』って88年式NSR250Rを置いていかれたようなもので…。

 

要は何の知識もなしにいきなり乗りこなせる訳もなく、そのままでは間違いなく宝の持ち腐れという状態なんですよ。

何しろアクセルを開けるのだって恐ろしいってくらいなんだから。

 

でも、昨日はのりさんもトミンに遊びに来てくれて、カメラの設定や流し撮りのコツを教えてくれたり、カメラそのものを貸してくれたコトももちろんだけど、その経験を熱心に教えてくれたコトの方が遥かに嬉しかった。

 

そんでのりさんが惜しみなく伝授してくれる知識と経験。

活かせたか？？ってのはほら…聞くなっちゃ(笑)

 

そもそも勘と勢いで生きてる僕なので、思うままバッシャンパッシャン撮ってみる。

 

多分最初に良い感じだと思った写真がこれ。

 

 

青のVTRぐっさん改め、暫く遭わないうちにオレンジのNSR50になっていたぐっさん。

 

個人的にフルバンク付近でイン側のヒザが出て来てる角度ってたまらんのですよ！うふふふ。

 

そんでそれはもうお前はガキか！と言わんばかりにのりさんトコ行って『ドゥー！？これドゥー！？？』と見せて見ると、先生はこう言うのです。

 

『ホイール止まってるよ？』

 

へ？って話しだす。

なんかこう…カッコイイ構図っていうんですか？自分がこういう感じで撮られてみたいってヤツ？

そういうのしか気にしてなかったんですけども、ホイールと背景は動かして人とバイクは止めるんだそうですよ！？なにそれ！？

 

シャッタースピードの意味というか使い分け方とか、流してく時にどうアプローチして何処でシャッターを切ると良いとか、いろんなコトをたくさん教えてもらって頭パンクした。どっちかっていうと僕はヘヴィーメタルなのだが。

 

で、こりゃぁだいぶ良い感じにホイール消えたぞオイっ！！

 

 

って思うと全体的にピントがフワフワしていたり…。

 

 

なんでVTZは1/80でもホイール消えねぇんだコンチクショウ！

しかもバンクセンサーにピントが合ってるつもりだったら爪先付近じゃね！？とか…。

あと東郷くんソコでそのバンク角は深過ぎじゃね！？とか。

 

それから撮ってる時はファインダー越しにロスマンズカラーは追っかけやすいですぞおもちさん！！とか思っていたらば…。

 

 

Macに取り込んで見るとピントが甘くてションボリしたり。

 

じゃぁ止まってる被写体ならちゃんと撮れんじゃね？？って思って走行写真を撮るのりさんの走行写真を撮る。

 

 

いや、走行写真じゃねぇなf(^_^;)

 

そしたらそしたで、肩から背中の辺りになんとなくピントが合ってて、レンズの先とか爪先の方は完全にぼやけてる。

 

コレってのはきっとのりさんに教えてもらったピントを広い範囲で合わせたい時はどんな設定で…ってヤツなんだけど、何しろ僕は恩知らずで有名なので、のりさんに教えてもらったその設定を忘れていた。

 

だって…ヒャッハー！ってなってたもんだから…orz

 

ちなみに僕がししまるのNinja250Rで走ってる時にのりさんが僕が借りてるので同じ設定で撮ってくれたのがこんな。

 

 

こんな風に撮れるカメラを借りているのだなぁ…と感嘆した。。

僕ももっと練習して良い感じの写真を撮れるようになろうと思った！

そんで仲間内とかサーキットで良くしてもらってる人達のカッコイイとこジャンジャン撮るんだー♪

 

あともうひとつ衝撃的だったのが、のりさんが物凄いいたずらっ子のような表情で『レンズ変えてみる？？』ってバズーカみたいなロケットランチャーみたいなのを指差してニヤっとしていて、初めは恐れ多くて遠慮してたんですけども、知らないコトを経験させてもらえるというのは何にしても有り難いコトだと思い直して、少しだけお借りしてみた。

 

想像以上の重さにビックリしたんですけども、ファインダーを覗いたらバイクの近さと迫力にビックリした！

スゲーど迫力！！

 

レンズの手ブレ補正の機能と、重さで逆に安定するってコトでしたけども、残念ながら良い感じの写真はあまり取れなかったf(^_^;)

 

でもですよ。

コレは良いなぁ…って言うのが何枚か撮れた！

 

 

トミンで遭遇するといつもキサクに話し掛けてくれる600RRのgaiさんだ。

なんか良いなぁ…。良いなぁ…この写真♪

 

『なんで同じチームのライダーの写真じゃないんだっ！』ってのはアレだ。

そのうちもっと上手くなったらたくさん撮るから許せ。

 

今はまだ運90%なんだ(笑)