電気パワー

身体の防寒は割といける訳ですけれども。

問題は手足の指先で、ウィンターグローブと革のブーツに厚めの靴下で気温が5度とかだったとしても、じっとしてる分には何とか凌げてもバイクで走っていると何ともしんどい。

そもそもバイクで走っていると直に風を受けるので、時速にして80km/hで19度弱、100km/hでは約21度体感温度が下がるってコトらしい。

すると、気温5度の日に高速道路を80km/hで走っていると体感温度は-13度とかになる訳ですよね。

路面凍結前に己凍結ですよコレ。

で、ウェットスーツ素材のウィンターグローブを着けていても指先が堪えられないほどになるのは、風が直に指に当たらなくてもグローブ自体がキンキンに冷やされてしまうからだと思うんですよね。

同じような理由でブーツもそれ自体が冷えてしまうので、風が直に当たらなくても足を冷蔵庫の中に入れているような状態になるのだと思う。

すると、構造的には外側は風を完全に遮断する素材で、内側の肌に接する部分は保温性と熱を外に逃がさない素材が必要。

更に、北国のお家の構造みたいに二重窓で間に空気の層を挟むっていうような、外側の素材と内側の素材が直に接しない何かが必要ですね。

コレをグローブでやろうとするとバイクの操作が侭ならないほどの厚みになってしまうので、今まで対策できないままでいたのです。

そんで一昨日千葉の実家に帰省したついでに、社長の仕事の邪魔をするためにOKRに顔を出したんですけども、試着用に置いてあった噂の電気の力を体験したのですよ。



タイヤウォーマーみたいな電気毛布みたいなインナーグローブで、バッテリーで直接インナーグローブを発熱させるっていうものですね。
実際に着けて走った訳じゃないので判らないですけども、外と中の間に空気の層を作ることは出来ないにしても、体感温度分を相殺するくらいの効果が出せれば言うコトなしなんじゃないだろうか…。

お値段も9千円しないくらいだったし、試しに買ってみようかな…なんて思ったんですけども、両方の手首の辺りにバッテリーをつけるようになっていて、僕が着てるジャケットでは構造上収まらないコトが発覚…orz

で、ひとまず諦めたんですけども、コードを加工してジャケットの中を通してポケットにバッテリーを入れるようにしたり、スイッチを外に出して手首を極めてる状態でもスイッチ操作できるようにしたら結構いけるんじゃなかろうか…とかなんとか。

配線加工をしくじって走行中に発火したりして…f(^_^;）

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