190分履いてるディアスコV2。さすがに雨…無理説浮上。

朝2時50分に起きた訳ですけれども。

寝坊の鬼、ニ度寝の魔術師、三度目の正直などの異名を持つ僕が、目覚まし時計のベルが鳴る寸前の『カチっ』っていう音を察知して、ベルが鳴り出すよりも速く、スパーン！と時計に一撃喰らわせ、オリャぁ！と飛び起きた。

そのくらい今年初日光走行が楽しみ過ぎた。
あと三度目の正直はまったく関係なかった。

日光走行。
かかったな！バイク日記だ！（©逆風）

で、朝3時過ぎに家を出て、外環から東北道を北上して雨の振る中のんびりと日光に向かう。

すると、ゲートオープンよりも1時間も速く着いてしまって、これは一番乗りなんじゃないかと思いきや、既にトランポがたくさんいたf(^_^;)

雨が降っているっていうのにどんだけサーキット好きなんだこの人達は…♪

そんでこの時まったく気付いてなかったんですけども、奥の左に止まってるデカいハイエース、ALLIANCE selさんですね！

暫く居眠りしてると周囲がザワザワし出して、ゲートオープン予定より10分前、6時20分にゲートが開いた。

今日は勇気を振り絞って、僕の日光走行史上初めてゲートの中にテントを張る決意を固めて挑んだのですよ。
それとなく我夢超大ネダッチさんやまさゆきさん、ASANO弟さん達に構ってもらおうと思いつつ、5コーナーの外辺りに陣取って、昨日買ったテントを組み立てようとしてたら、ALLIANCE selさんが『車の横にテントを張った方が何かと便利なので外にいる』と。

むむむ…それ、物凄く正論な気がする…と思いつつ、テントを組み立て始めてた勢いで続行。

ワサワサとしてたら近くに止めてたにせものレーシングさんが走って来て助けてくれて無事にテントが完成。なかなか良い！

暫くすると我夢超大ねだっちさんが『オレALLIANCEさんの向かいにテント張るわ。ASANOさんたちと♪』と。

なにぃ！！
良く見ると隣りにテントを張ってたはずのにせものレーシングさんもASANOさんがバイクを外に押して行って、サクッと撤収していなくなってしまった。。

のりはし、みんなに構ってもらおうと勇気を振り絞って初めて敷地内にテントを張ったら完全孤立するの巻…orz

いや、別にね、良いんですよ。
僕練習は基本ひとりだし、ボッチなの馴れてるから別に寂しくなんかねぇし。

そんな訳で昨日買ったテント。

あけてみたら意外とちゃんとしてた。
安物買いの銭失いがチャームポイントの僕としたことが、もっこりちゃんとしたのを買ってしまった。

間違えた。うっかりちゃんとしたのを買ってしまった。

え？場所！？
僕はほら、まだ日光サーキットの敷地内にテントを張るのは早いので、外に張ってたに決まってるじゃないですか。
別に寂しくてみんなを追い掛けてきた訳じゃねぇし！
最初から最終コーナーの外にテント張ろうって決めてたし！！

そんで今日はチャレンジサーキットというイベントに生涯2度目の参加なんですけども、いろいろ準備して受付に行ってみると、『今日は午前のみで午後は中止になりました。計測器も使用しません♪』と。

なかなか無茶苦茶な物言いだが…f(^_^;)

1本目は8時からなのでパスしようと思っていたのが、3本しかないならそうも言ってられない。

急いで準備して走り出す。

おふっ…おうふっ！！
アレだ。
今日の僕には190分履いてるディアスコV2のフロントを制御する能力がなかったf(^_^;)

リアも120分以上履いてるのを逆履きで、イマイチこう…タイヤとの対話が成り立たないというか…。

いろんなトコで前後ツルッツルツルッツルっツルールーリーン♪
かなり大袈裟なフォームで膝を出してもコースに届かなくて終始安定しない。

そうこうしている内に走行開始15分。
6〜7コーナー立ち上がって2速から3速へシフトアップ！

ガコヌン！

いや、ヌンってなんだヌンって！！と不思議に思いつつ、9コーナー立ち上がりつつ4速へ！

スカっ！

ん！？

スカスカっ！！

ん！！？？

ペダルがねぇ！！！

シフトのロッドがもげた…orz

正ネジと逆ネジを組み合わせてるパーツが片方だけ取れるとかって有り得るのかな…とか思いつつ、なんとか組み直して2時間後。

2本目コースイン。
5分でまたもげた…orz

急いでくっつければ走れんぞ！！
とテントに戻ったのだけど、ネジ山を完全に舐めてしまってどうにもならない。

でもどうにかなってもらわないと困るので、ハイっ！グサっ！！とか勢いをつけてブッサしてみたりするのだけど着く訳もなく。

若干涙目になっていると、日光最強のNC30使い、Nメカさんが『ところでのりはしくんはさっきから何をやってんのよ（笑）』と話しかけてくれて、『いやぁ…シフトがもげてネジ山舐めちゃっててどうしたもんか…』と伝えると、『ちょっと貸してみな♪』と。

するとNメカさんがトランポから同じ長さのロッドを出して来てくれて取りあえず着けときなよ！と。

地獄に仏感ハンパねぇ…さっきと逆の意味で涙目。

ありがとうございます！ありがとうございます！と連呼しつつロッドを着けたのだが…真の問題は解決していなかったのだった！

謎が謎を呼んで次回戦慄の最終回へ、つづく。