手首が動かなくてもバイクには乗れる。ようにする。

朝イチで病院に行ってきた訳ですけれども。

とりあえずこれ以上は病院に通ってもできるコトはないらしく、極力動かさないようにしつつ消炎剤をあと2週間飲み続けろ。そして1ヶ月はバイクに乗るなとやんわりと言われて2分で診察終了。

現状腱鞘炎だと言われた部分は動かさなければジンジンしてるだけで、手首を手前に起こすと地味に痛い。
そしてどういう訳か数年前の茂原でハイサイド喰らわした時の右手首の古傷が猛烈にぶり返して痛くなった。

どっちもテーピングで固定しておけば痛みは抑えられるので、手首を捻らなければOKって訳ですな。

バイクに乗るのに手首を捻ると言えばまずはアクセルです。
先日のチャレンジロード初戦の決勝時には手首が痛くてアクセル全開に出来なくなったし、ブレーキも握れなくなった。

前回病院でも言われた通り、同じコトをしていれば再発するってコトなので、レースに復帰するためにまず初めに改善しなければならないのがアクセルって訳です。

そんなこんなで昨日の夜10時近くにやってきた郵便局の人が置いて行った荷物。それがコレ。

発送元はおフランス。
海を越えてやってきた新たな武器。

多分INOVELIというメーカーのFV01っていうんだと思うんですけども、親指でアクセルを操作できるようにするヤツ。

左右のグリップがセットになっていて、かなり立体的な形。楕円っぽい。

注文した後で『良く考えたらフランス製ってコトは大きさが海外の人の手をベースに考えられてるはずで、日本人の中でも手が小さい部類の自分には大き過ぎるのではありますまいか…』と不安だったんですよね。

そんで箱から出して恐る恐る握ってみると…

ギリだな（笑）

でもバイクに取り付ける角度にすれば親指がちゃんと第一関節くらいまでは引っ掛かるので多分操作は問題ないと思う。
やっぱり押し込むタイプではなくて親指を握る方向に動かすので手首への負担がないのが良い。とても良い。

それから、親指で操作するレバーが出ている箱のような部分に普通のアクセルみたいなタイコを着けるんですけどね、ワイヤーを巻き取るアレ。

このアクセルの場合、レバーで直にワイヤーを巻くんじゃなくて、ギアを介すようになってるんですね。
で、その種類がいくつか選べるようになってる。

どうやらマニュアルとかは一切付属してない様子なので、後でサイトのビデオをちゃんと見直してみるとして、多分レバーの重さとかスロットルの巻き取り量とかが変わるんですかね…。

この辺りは着けてみないとなんとも判らないですけども、これでひとまずアクセルの問題は解決できそうだ。

それにしてもフランスのショップで先週の木曜の夜に注文して火曜には到着してるとか…便利な世の中ですね…。

ちなみにお値段は229,9ユーロ。
送料が25ユーロ。

合わせて254,9ユーロ。

クレジットカードの換算レートが1ユーロ143.665円だったので日本円でコミコミ36,620円。

関税とかは特になし。

なかなか良いお値段でしたけども…またサーキット走れるなら安いもんだ。
実際タイヤを前後セットで買うよりはずっと安いし！

どっちにしても来月のレースには出場できないので、その分のタイヤ代を払ったと思うコトにしよう♪

フロントブレーキはアクセルを回す負担が減れば今のままでも平気かも知れないとは思うのだけど…ちょっと不安というか、この前の決勝の時のジワジワと手が動かなくなってタイムが落ちて行く絶望感ときたらなかったので、少しでも楽に操作できるようにしておきたいもんだな…f(^_^;)