そんな甘いもんでもないだろうが…怪我の巧妙はいつでも歓迎ですな。

クイックシフターについて調べている訳ですけれども。

右手の負担を減らすためにOKR社長にお願いして、左に移したセルボタンを押すと点火をカットするっていう仕様に変更してもらったっていうのは以前書いた通りなんですけども、一般的なクイックシフターのようにチェンジペダル側にセンサーが着いているのではなくて、自分でボタンを押すっていう…言ってしまえば自分のさじ加減ひとつっていうシステムなので、バンク中に変なタイミングで押して（離して）しまったら飛ぶっていうことも有り得るのかな…と。

何しろ初めて経験する装置なのでゆっくり馴れて行きたいものだけど、今週土曜の練習のみで日曜はレース本番と来たもんだ。

いざとなったら使わなければ良いのだけど、減らせる負担は極力減らしたいっていうのが正直なところなので、いつもの如く猛烈なイメトレに励んでいる次第なんですよね。

で、シフトアップした時のショックがどんなもんなのかな…ってのが、まだ走ったことがないので判らないってのが最も不安なとこですけども、調べているうちに少し誤解してたというか勘違いしてたとこがあった様子。

点火カットのスイッチをクラッチの代わりっていう捉え方してたのがややこしくしてたみたいなんですけども、考え方ずいぶん違うかな？？と。

仮にアクセル全開でクラッチを切っておいたらエンジンはレブることになりますよね。
そこからクラッチをパッと離したら大変なことだ。
ストレートならウィリーしちゃうだろうし、コーナー中ならスリップダウン必至ですね。

そんなイメージで考えていたので、『何と恐ろしげなスイッチを着けてしまったものか…』くらい思ってたんですけども、良く考えたらアクセルが全開のままだったとしても、点火をカットしてる訳だから、ボタンを押してる間、それ以上回転が上がることはないんですよね。

どっちにしても1度走ってみないことにはどのくらいのショックがどんな風に出るのか判らないのだけど、今までの考えを改めたイメトレに修正してみた。

あとは土曜の前日練習は、久しぶりに背中にナラシガムテを貼っつけて、直線でシフトだけの練習をするところから始めよう。

上手く右手の負担が減らせたら、練習できる時間も増えるはずだし♪

で、僕の場合は純粋なクイックシフターとはちょっと違いますけども、シフトミスの可能性やアクセルを戻してシフトアップをするっていうロスを考慮すると、シフトアップ1度につき0.1秒のロスになるっていう意見がある。

僕の場合は日光では1周のうち3回シフトアップする走り方なので、言葉の通りなら1周0.3秒削れることになります。

いやいやいや…そんな甘い話しがあってたまるかいっ！！とは思いつつも、親指アクセルがそうだったように、怪我の巧妙ってのは起こりえるし、今回も例外じゃないような気もする。

明後日がとても楽しみだ♪