星が撮りたくて待ちに待ったバイトが休みの新月の夜。えぇ、曇りましたよ。曇りましたとも。

最近星空の写真が撮りたい訳ですけれども。

星景写真ってやつ。

ちょっと前までは満月になると月の写真を撮って、下側のクレーターがどれだけ綺麗に写せるか？っていうのが楽しかったんですけども、最近急に星が綺麗だな…と感じる機会が増えたので、良い感じの写真が撮れるようになりたいな、と。

で、住んでる場所が千葉県の、チーバくんで言うところの喉の辺りなので、この辺りは海側に工場も多く煙がモクモクだし光害もかなりのもんなので、家の近所では肉眼ではあまり星が綺麗に見える機会も少ない。

実際光害マップで確認してみても都内と変わらない勢いだったりして。

で、少なくとも肉眼で星が綺麗に見える条件を考えると大事なのは時と場所。

時は月の影響を受けないのが必須なので新月付近。
場所はもちろん光害が少ないところ。

千葉県でもど真ん中の辺りに行くとかなり光害が少ないところもあるのだけど、それはほぼダムか山かどっちか。

もちろん却下です。

何故なら深夜にそんなところに一人で行くのは怖いからだ。
軽い尿漏れすら起こしかねない。

っつぅことでいろいろ考えた結果、家から小一時間で行けてそれなりに星が綺麗に見える場所を考えた結果海だな、と。

星が綺麗に見えるスポットをちょっとネットで調べてみたら九十九里ビーチタワーっていうのがあったので今度そこに行ってみようと思ってた。

そんでいつ行くか。

もうずいぶん前から月の満ち欠けを調べるのに使ってるDianaというアプリによれば僕のアルバイトが休みの新月は、なんと昨日の夜3/17の22時11分。

もう数週間前からこの日を待ち侘びた。

えぇ。
曇りましたよ。
それはもう見事にね。

とはいえ、せっかくなんでどういう場所なんだか見てみようと思って昨日の深夜行くだけ行ってみたのです。



タワーとは言っても巻貝と帆船をモチーフにしたようなちょっとしたオブジェっていう感じで、緩い螺旋階段で昇れるようになってた。

この時期は駐車場は無料で、僕が着いたのは深夜1時過ぎくらいだったけど、結構ちゃんとしたトイレが2箇所、電気も点いてて使えるように開放されていた。

この2箇所のトイレの電気が残念なような、これがなかったら暗すぎて怖いような…。

実際初めて行った海岸で何処から海なのか見ても判らなくて、その上僕以外に車も1台もいなかったので初めのうちはかなりビビってたりもした。

上の写真は帰り際に撮ったのだけど、小一時間ばかりあれこれやっているうちに反対側の駐車場に1台車が来ただけだった。

『きちんとしたトイレがあってそれなりに暗くて他に人がいない。』これは暫く良い練習が出来そうな場所だな…と思ったりなんだりで行ってみて良かった。

で。

なにをあれこれやってたのか？っつぅ話しなんですけどね、少し前にタラヲさんの秘密基地で遊んでた時に星を撮ってみた時、そもそも根本的に勘違いしていたな…と思ったことがありまして。

星空を撮影する時はオートフォーカスと手振れ補正を切るっていうのが定石らしいんですけども、ピントはどう合わせれば良いんだろうな…って思っていて。

なんですけども、そもそも光の速度で移動し続けても何億年もかかるような場所にあるものにピントなんか合う訳ないんですよねf(^_^;)

そんであれからちょっと調べてみたところ、肉眼で見える最も明るい星にレンズを向けてライブビューに切り替えた状態で最大に拡大して、星の滲みが最も少なくなるポイントに調整してフォーカスリングをマスキングテープか何かで固定してしまうっていうのが分かった。

九十九里ビーチタワーに昇ってみると、遠くに明かりが見えるんですけども、その中でもかなり遠いところにある明かりはファインダーで覗いても良く判らない勢いなので、星に向けて最も滲みの少ないポイントを探すっていうのと同じような練習になるんじゃね！？ってことで。



まだ慣れないので難しいのと、風がかなり強かったので20～30秒露光している間に微妙に動いて滲んでしまってあんまり上手くいかなかったけど、ピントを決めてから露光時間と絞りの組み合わせをいろいろ考えるっていうのはとても新鮮で良い練習になった。

今週も幸せな休日だ♪

そういった訳で、今後の目標は手持ちのカメラとキットレンズで天の川を撮影できるようになるっていうのと、星がズイーってなってるのあるじゃないですかズイーって。

あれを撮れるようになるっていうのの2本立てで行こうと思います。

とかなんとか、最早バイクブログまったく関係なくなってますけどね（笑）