いつかバイクに乗れない日が来ても。

先週末の日光のスポーツ走行でタイムが伸びなかった理由を考えている訳ですけれども。

 

オンボードのビデオを見まくっていてあらかた理由は判ってるんですけども、ロガーで確認してみるともう一目瞭然ってヤツで…f(^_^;)

 

 

日光チャレンジロードの最終戦、プライドミックスに出場した時の決勝ベストタイムと、先週末のスポ走の時の比較をしてみるとですよ。

 

青い線が最終戦の時の40秒5とかそのくらいの時のでこれが現在の自己ベスト、赤い線が先週末のベストで42秒の3とかなんですけども、まず通ってるラインがだいぶ違う。

 

赤い方は激混みのコース上でラインを選べなかった中でのベストなので、ラインが違うのは仕方ないし、そこは特に気にしてないんですけども、最高速が8キロ近く違う（笑）

 

コレはスプロケを更にショートにした結果が良く出てるな…と。

ビデオで見ても判るけども、このファイナルで日光を走るならもうひとつ上のギアまで使わないとダメだよなっていうf(^_^;)

 

それから決定的なのがこのデータでいうトコのセクター3。

高速区間に入るトコから裏ストレートエンドまでなんですけども、このコーナー2つとストレートだけで0.8秒差がついてる。

 

日光サーキットの最高速は裏ストレートで出るので、ここを活かせなければもうダメ（笑）

 

高速区間初めの右の進入がベストの時の方がだいぶインから入ってるってのもちょっとビックリだけど、そこから2つ目のコーナーのアプローチはほぼ同じラインを通ってる。

 

それがベストタイムを出した時はもっと緩くアウトまで持って行ってるってコトは、それだけ開けられるラインを選んでるってコトだ。ってかそうしようとしてたのを思い出した。

 

自分でいろいろ考えて更にショートにしようと思った理由ってのは実際にタイムが出せるようになってからじゃないと書きたくないのだけども、その点に関してはかなり良い手応えがあったので、後は僕の走り方を変えてもう少しスピードを乗せられるようになれば想像に追いつくはずなのだけど。。

 

それから最高速と最低速を見比べてみると、タイムが1.7秒も違うのに、裏ストレートエンドからコントロールラインまでのセクター4は先週末のスポ走の時の方が2.6km/hも乗ってる。

 

コレは『モモモ…』の時間が長いのが気に入らないっつって更にショートにしたのが良い感じに出ていると思う。

 

あとアレですね。

速度に注目するなら、最低速度と平均速度が面白い。

 

1ミスで1秒簡単に差が出てしまう高速区間、僕がいうトコのセクター3は、平均速度で6.4キロも差がある。

 

ダメだこりゃf(^_^;)

 

何やらいろいろ悩ましいトコだけども、脳みそが熱を持つくらい考えて見た感じ、今のスプロケの設定で1度日光を3,4,5速で走ってみたら、自分が何がしたいのか？とか、それをするのには更にショートなのか、実はロングだったのか、はたまたやっぱり今の設定が自分にベストなのかってのが判るような気がするのだよなぁ…。

 

何にしても今年何度か日光チャレンジロードのスプリントに出場してみて、トップに君臨してるライダーさん達と同じコトは僕には出来ないというか、向いてないってのを理解してしまった。

 

何を始めるにしても真似から入るのはセオリーだとしても、真似をするだけでは追いつくコトはあっても追い越すコトはないのだと思うし。

 

そんなこんなで僕は僕のスタイルで、自分自身が望む場所に着地しようと思います。

 

ちょっと具体的に絵が見えて来た気がしますよ。

 

人間ってのは想像出来るコトはすべて実現可能なのだそうで、僕も僕が立てたハードルを精一杯飛び越えてみせようと思います。

 

いつかバイクに乗れない日が来ても、『あの時自分は精一杯走りきった』と思い返してムフフ…って笑えるように（笑）

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