私たち、普通のヘッポコに戻ります！

今日は朝イチで手の専門病院に行ってきた訳ですけれども。

昨日腱鞘炎について調べ倒して、どうやら月曜に行った病院の医者の診断は大雑把過ぎると判ったので、専門家の意見を聞きに行こうって訳で、既に溺れている自分としては、どんな藁にでも縋りたいってヤツなんす。

その病院のサイトで確認すると『腱鞘炎を完治させる最短距離は手術して原因を取り除いてしまうことだ』というようなコトが書いてあった。

この際この痛みを取り除けるなら、いや、痛みは残るのだとしても、どれだけ痛んでも握力が低下しないようにしてくれるなら、手術でもなんでも喜んで受けたい。そんな気持ちで病院に向かった。

病院は築地にあったので、職場の最寄り駅まで行ってから歩いても良かったのだけど、なんとなく久しぶりに築地駅まで地下鉄に乗ってみた。

久しぶりの日比谷線の激混みっぷりに後悔しつつ、なんとか築地の駅に到着。
駅から目的の病院は歩いて5分も掛からないくらいでした。

築地皮膚と手のクリニック。
トイレその後にと良い勝負ができそうなストレートな名前です。

綺麗なロビーで問診票を書いて出すとすぐに呼ばれて診察室へ。
月曜に行った病院での話しをしつつ、手をいろんな方向に曲げたり押したり。

それで判ったことには、僕の右手は腱鞘炎は腱鞘炎なのだけど、手首の付け根に出るポピュラーなドケルバン腱鞘炎ではなくて、もう少し上の腱が交差する部分に出るインターセプター症候群（って言ってたと思う）ってやつなんだそうで、この時点では完全にそれだと特定できないので手術に踏み切ることができない、と。

のりはししょんぼり…orz

とりあえず今は注射を打って安静にしつつ経過を見守るということになってですね、手首の外側から斜めに長い針を根元までブッ刺してステロイドとかいうのを注入されてきました。

とにかく今は手と指を極力使わないようにして、暫くはバイクの練習にも出掛けちゃダメ。でもいずれレースには復帰できるだろうってことで、一昨日の絶望の崖っぷちから抜け出して腱鞘炎がいきなり出る前の普通にヘッポコな右手には戻れるみたい。

それもこれも経過次第ってコトらしいので、いつ頃ってのはまだ判らないらしいですけどね…。

ただ、ステロイドの注射をしてくと腱が弱くなるっていう副作用があるっていう説明を受けたのが気になるトコですけども…そもそも腱が弱くなるとどうなるんだか判らないので気にするのやめたf(^_^;)

それからレースを続けるに当たって、できるならバイク側を手首に負担がかからないように改善しないと、また出るだろうって言われてしまった…。

手首を捻ると良くないというか、激痛な訳だから手首は捻りたくない。
物理的にできるかどうかは置いといて、『もうそれアクセルっていうか…スイッチじゃん！』っていうくらいの鬼スロ案もあったのだけど、今の痛み方を考慮するとレース中に急に再発したとすると、少しでも捻ると多分ダメだ…。

左手アクセル案は…順応できる気がしないし…f(^_^;)

するとやっぱりATVのレバー式アクセルかな…と思って着けた場合のシミュレートを脳内で展開したんですけども、多分手前から奥に押し込むタイプのレバーはアクセルを捻るのに近いストレスが手首に掛かるとみた。

実際に触ってどの程度のストロークなのかを確かめてみないとアレですけども、今その操作をしてみるとかなり痛い…orz

どうしたもんだろうなぁ…といろいろ調べていたら、こういうのを発見した。



ちょっと動画だと判りづらいんですけども、親指アクセルで奥に押し込むんじゃなくて、親指を握り込む方向というか人差し指方向に回転させているというか。

INOVELIという製品なのかメーカー名なのか判らないですけども、これなら腕には負担がかなり少ないと思われる。

日本には代理店がない様子なので直輸入になりそうだけども、229,9ユーロってコトは製品価格が今のレートで3万2〜3千円ってトコですよね。

送料がどうなるか判らないけど買えない値段でもない。

グリップを好みで選べなそうなのがちょっとひっかかるけど、コレちょっと真剣に要検討だな。

あとはブレーキどうするかと…ねだっちさんにもらったコメントの通り、フォームも改善しないといかんのだろうな…。

それにしてもアレだ。
練習たくさんしていろんな努力をして、諸々万全でシーズンインしたと思ったらコレ。

何とも自分らしいというか、ほんとコントみたいな人生だなオイ…（笑）