よくある車載カメラのステムマウントをズボっと作成。工作は楽しい♪

カメラのマウント方法を変えた訳ですけれども。

これまで車載カメラのマウントは吸盤の自由雲台を主に使って来て、初めに買ったやつの吸盤がくたびれてきたので2つめを購入したのだけど、形が違うヤツを試してみたら見事に失敗して、良い感じの場所に設置できなくなってしまった。

なので、今VFRの車載カメラはこんなことになっている。



幸い僕が使ってるContour ROAMっていうカメラはレンズが実質360度回転できるので、雲台が横向きでもまったく問題ない。

トップブリッヂにナイロンバンドで無理矢理くっついてるのも、僕はあまり見た目にこだわらないので問題ない。

が、メーターからの距離が少し近過ぎて、ちょっとカメラの取り付けがしくじると、下の方のメーターが映らなかったりして、後でいろいろ考える時に困ったりすることがあった。

なので、やっぱりマウント方法を変えないといかんです。
車載カメラを着けるようになってから、マウント方法を模索し続けて来たけども、結局今のところステムマウントがベストなんだろうな…ってことで、近所のDIYショップで材料を調達してきましたよ。



NC30のステムの穴を計ったら30mmくらいだったので、それより少し外形の細い塩ビパイプと、1/4インチのボルトとナット。あと塩ビパイプと同じか若干大きいくらいのワッシャー。

で、ボルトの先に雲台を着ける分を引いたくらいの長さに塩ビパイプを切る。



それを更に真ん中辺りでハス切り。



切断面を1000番のペーパー子でバリ取りしといた。
特に1000番の林家が必要だった訳ではなくて、たまたま近くにあったので1000番を使った。



ボルトにワッシャーを通して切り出した塩ビパイプを通す。
上側もワッシャーを通したらナットを着ける。



この上側のナットを締めていくと、ハス切りにした切断面が互いにズレていくので、広がっていくっていう仕組みですね。



先っぽには100円ショップで売ってるミニミニ三脚の先っぽをバラしてくっつけた。



これでネットでも良く見かける自作ステムマウントの完成だ！

問題が起こり得る構造だとも思えないけど、VFRに載せてみる前に部屋でチェックしておきたいところ…だけど、部屋を見回してもステムもなければ良い感じの穴もない。

さて…どうしたもんか…と、ふと目についたのは塩ビパイプの切りくずを吸い取った掃除機。



よし、チェック終わり！

ってな訳で、昨日桶スポを走りに行って、ガソリン垂れ流し事件が発生する前、心穏やかで平和だった頃にくっつけてみた。



おぉ！
良いじゃんこれ！！

初めの吸盤雲台の時はこのステムマウントのすぐ右に見えるタンクの斜めになってるトコから出してたのだけど、欲を言えばもうちょい後ろが良さそうなんだよな…。

ってことで、引退した吸盤雲台の先っぽを解体して合体。



良いんじゃね！？
なかなか良いんじゃねぇのこれ！！



そんで実際に撮ってみたビデオがこれ。



昨日予告した通りtomo46くんを追走してる時の動画ですけども、雲台を2つ組み合わせてブレが大きくなるかと思ってたら、意外にも気になるほどではなかった。

それから、ステムに括り付けてた時と比べてみるとこんな感じ。



左が今までの、右が今回の。
今までのはメーターに近過ぎて、コースの状況や前走者の様子が判りづらかったのだけど、今回のはその辺りも割と良く判る。

難点と言えば、ハンドルを切るとカメラも動いてしまうのだけど、今回のヤツの方が支点からの距離が大きいので、ハンドルを切った時の影響を大きく受けるってところだな…。

全然許容値だけど、後から見る分にはやっぱりハンドル以外の場所に着けて安定してる方が良いっちゃ良いf(^_^;)