ミニバイク以外でトミン30秒を壁だと感じている方へ。ここに良い感じのヒントがありますよ♪

土曜のトミンで今回もししまるさんのNinja250Rに乗った訳ですけれども。

今回は『ちょっと乗せてくれ』ってお願いしたんじゃなくて、ししまるさんのイメトレ用にビデオカメラを積んで良い感じのタイムを出して来いという指令付き。

前回久しぶりに乗せてもらった時は29秒2くらいだったので、29秒フラットくらい出せれば良いですなぁ…とコースイン。



VFRから乗り換えると相変わらずハンドルも重心も高くて心許ないポジションなのだけど、今回は前回からまだ日が浅いので2〜3周回ってすぐ馴染んだ。

今まであのバイアスタイヤ、RXの01だったか02だったか…あれって冷えピタの上を走ってるみたいなブニブニ感が猛烈に苦手だったのだけど、気温のせいか気のせいか、タイヤの感じがちゃんと伝わってきて、Ninja250Rの程よいパワーと合わせてトミンを走るのがとても楽しいバイクだな、なんて…僕もちょっと成長してるみたいf(^_^;)

で、コーナー中にタイヤがズコココ…って小刻みに撥ねる感じとか、あれは滑ってるんじゃなくてそういうタイヤなんだな。そうだそうだ。とか、アクセルを全開にしてから実際にパワーが乗り始めるまでの独特なタイムラグとかそういうのも楽しみつつ、あまり調子良く乗ってて転けても困るので29秒切ったところで撤収した。

そんで土曜はカメラの他に自分のロガーもししまるさんのNinjaに着けて走ったので、後からデータの比較分析なんかもできるのです。

OKもらってあるので、ししまるさんが30秒3くらいで走ってる時と上の動画の最後の周で28秒の9いくつとかだった時の比較したヤツを載せてみますけどね。



あ、音は無音だと寂しいので、僕の方のこのデータのタイムの時のを合わせてます。洒落です。

ホームストレートのゴールラインから奥の右手前までをセクター1。
奥の右入って立ち上がるまでをセクター2。
左コーナー抜けて裏ストレートの減速を開始する辺りまでをセクター3。
最終立ち上がってゴールラインまでをセクター4というように区切って見てみる。

赤い走行ラインが僕ので青い走行ラインがししまるさんですけども、セクター2なんかはししまるさんの方がタイム出てたりとか。

それから右側の2つのデータ。
上が速度で下が馬力っていう表示にしてますけども、イメージ的には下のグラフはアクセルの開度と捉えることができると思うんです。

そう見てみると上のグラフの1番右の山はホームストレートの値ですけども、速度的には同じとこまで出てるんです。
ところがそれ以外の区間ではほんの少しずつそれぞれのトップスピードに差がある。

それを踏まえて下のグラフを見てみると、赤いグラフが開け始めから割とガツンと行っているのに比べて青いグラフはじんわり開けているのが判る。

膝を擦って走るようになると、無意識に膝をすることが目的になってしまうことがある気がするんですけども、よっぽどの無理ヒザってフォームじゃなければ膝を擦る＝バンク角が深いってことじゃないですか。バンクセンサーって言うくらいだから。

そんで無駄にバイクを倒し続ければその分アクセルを入れられなくなりますね。

トミンでは特にNinja250RとかVT系とかCBR250Rとかに乗っていて30秒切れないってしょんぼりしてる人を見掛けることがあるけども、上のロガーのデータは既にトミンを30秒台でラップできている人がぽろっと29秒台、人によっては28秒台まで更新できるかも知れないお宝だと思うのだけど…いかがなもんでしょうね？？

個人的にはスポーツ走行が目的っていうんじゃなくて、成長したいと思っている人に限っては、闇雲にスポーツ走行を延々とし続けるよりも、1回2回レースに出てみるのが最も急成長する方法だと思ってたりしますけども。実際自分がそうだったんでf(^_^;)

ししまるさんは筑波のFT2の入賞を目標にここ数年頑張ってるけど、今年の日光チャレンジロードには筑波とかよりもずっとリーズナブルでそれとなく実践的なカテゴリができたじゃないですかね♪

僕はNC30でレースがしたいし、NC30で勝ちたいのでプライドキングなんて恐ろしいカテゴリに参戦するんですけども、今から始めるなら間違いなくR25買って来て250Racersだろこれ（笑）

そんでレースの有意義なところは明確に順位が着くところで、単純にベストタイムだけではない部分で自分の成長が実感できるところだと思う。

今日現在FAX以外の申し込み方法が発表されてないみたいだけど、FAXの申し込み用紙を見る限り今年から年間エントリーでかなり高い割引率が適用されるみたいで、プライドキングなんか日光サーキットのライセンスを持ってれば1戦エントリーが8千円と見舞金500円で8,500円。年間で考えても全4戦で34,000円。

筑波のレースだったら1戦でもこのぐらい飛びかねない。

それが年間エントリーだと4戦で28,000円、その上見舞金込みだとぉ！？

『レース界の価格破壊やぁ〜♪』とか彦摩呂も参戦しかねない勢いですねf(^_^;)