03R1に09R1のセミラジ装着の巻。後編

ヤフオクで衝動買いした09R1のセミラジ本体の仮付けが完了した訳ですけれども。

 

前編をみてない人は前編から読んでもらった方が判り易いとみましたよ。

 

で、ですね。

前編でガチャガチャやってようやく本体がくっついた09R1のヤマンボな訳ですけれども、リザーバータンクを着けようとした時にちょっとした問題勃発です。

 

 

左が09ので右が03のリザーバータンクなんですけど、径と容量はまったく同じようだし形もほとんど同じなんですけども、取り付けのベースが出てる部分が前後逆なんですよコレ。

このせいで元の場所に着けようとするとタンク本体が干渉してキッチリ着かないようだ。

もともと09のリザーブへのホースも長いのでステーで上に延長すれば良いんですけど、イカスステーを買うような予算はないんでおもちゃ箱をガサゴソやってみたんですけども、取り付けのネジはあってもちょうど良いステーが余ってなかった。

 

どうしたもんかと考えたんですけども、元のリザーブタンクを使えば良いじゃないってコトであてがってみると元のホースは短くて届かないんでホースは09のを着けました。

ところがそのままだと長過ぎて収まらないので、現物合わせで適当にカッターでチョキン！です。

 

 

挿してみると良い感じの長さになったのでほぼ直角にオリャーっと曲げてトリャーっとネジ留め。

 

 

いかにもノーマルって感じでよい感じ。

ホースが折れて詰まったりしたらショッパイなぁと思ったんですけども、この長さだとその心配はなさそうです。

 

そんでフルードを抜いた時と同じようにエア抜きマシーンでエア抜きです。

タンクにフルードをふちきり一杯までたっぷり入れて、フルードを切らさないように注意しつつ右→左→上の順番にそれぞれズコーっと行きます。

相変わらずエア抜きはフロントダブルで5分も掛からない。

このエア抜きマシーンがなかったらこんなに気軽にブレーキ回りは弄れない(笑)

 

そんでエア抜きが終わったらいよいよ完成です。ヤッホーィ！

 

 

まるでノーマルのようだ！

元からこうだったようにすら思うし(笑)

 

で、完成したらもちろん試乗ですよ試乗。

 

ブレーキを弄った後はいつもの通りうちの近所で最上級にビビりながら徐々に様子をみつつですね、そこら辺をフラフラしてみましたよ。

元からステンメッシュが入っててタッチもカチっとしてるしブレーキパッドも変えたばかりだし、マスターシリンダーを変えたって言ってもストッピングパワーそのものが変わるって訳でもなし。

気分が変わるっていう以外の性能的にはホントはたいして期待してなかったんですけども、街乗りで少し走っただけで違いがすぐ判りますねコレ。

 

今までのフロントブレーキにはまったく不満はなかったっていうのは前にも書いた通りですけども、ストッピングパワーと思い切り握った時の挙動はそのままで、レバーからの入力に対して実際に動作する際の解像度が上がったっていうか、コントロール幅がドカンと上がったというか。

 

ホントにブレーキをチョン掛けした時の動きが今までとまったく別物になりました。

逆に今までブレーキ操作がアバウトになっている部分があったっていうのが判ったりもした。

 

それから、コレが一番良かったと思う点だと思うんですけど、ハンドルからレバーの距離が今まで5段クリック調整だったんですけども、染色体でいうとXYの割には手足がアホ程小さい自分には一番近い設定にしていても『あと一声！』って感じだったのが、レバーの角度も相まってベストな位置にセッティング出来るようになった！

そんなのが全部一体になって尋常じゃなくリニアに感じるし、ブレーキ操作がとても楽しくなったんですよ！！

なんと『もう少しフロントを沈ませよう』とか何とか考えた通りに動かせるようになった。すげー！！

 

思いの外有意義な1万円の出費だったと思います。

早くサーキットに持って行って試したいな。。

 

次にサーキットを走れるのはいつになるのやら。

茂原でもSLYでも出来るだけ早く走りに行きたい…。