人は出逢いと別れを繰り返して生きて行くもの。だからさようなら。

人は出逢いと別れを繰り返して生きて行く訳ですけれども。

僕の草レース歴はらーめんふぁくとりーのすけレーシングというチームから始まって、企画を終了してからは元からの自分のチーム、Team GHOST The BulletViper+OKRという名前で活動し、現在はTeam GHOST+Garage鬼装改Rという名前で活動していて、今年も引き続きGarage鬼装改さんでお世話になる予定。

Garage鬼装改さんでお世話になると、バイクがニョキニョキと本来の姿を覗かせるだけでなく、なんと自分の口から自然と下ネタが出て来るようになるのです。ありがとうございます。

さて、そういった訳で人は時と共に出逢いと別れを繰り返すのが常というものなので、朝9時に精神年齢30歳の若人、じゅりーさんと我が家に集合して、僕のステゴンに積んであるVFRをじゅりーさんの車に積み替えて、ステゴンに2人で乗り込んで某県寄居町を目指します。

寄居町は人口34,526人、男性17,226人、女性17,300人で世帯数では14,357世帯。町の花はカタクリ、町の木はヤマザクラ、町の鳥はキジで、シンボルカラーはえんじいろです。人情味溢れた町の人々が訪れる観光客を暖かく迎えてくれる寄居町、是非一度お越し下さい。

いや、寄居町のアピールをしてる場合じゃないし、某県もなにも同じ県内だわ。

ここって初めて来ましたけども、かき氷で有名な長瀞ってとこの近くらしいですね。
GPライダーを多数排出しているロックンロールライダースのアジトも近いのかな？

で、目的地に到着して、車内の細々としたものを降ろしたりなんだりしつつ、この3年ばかり僕とVFRをあっちのサーキットこっちのサーキットに運び続けてくれたステゴンを改めて眺めて少しだけ目頭が熱くなる。



何故ならば今日でステゴンとはお別れだからだ。

ステゴンは今日現在26万キロオーバーの走行距離の割には前オーナーが大事に乗っていたお陰でとても良く走ってくれたし、その後もナオトさんに整備と調整をしてもらったりで延命を続けていたのだけど、『これを直すならエンジンを載せ変えた方が早い』っていう不具合が出てしまって、すぐにエンジンが爆発して髪がアフロになって僕の口から煙がモフーっと出て来るようなことにはならないものの、長距離は精神的に不安っていう状態だった。

そんで少し前に桶スポでじゅりーさんと会った時に『何か良い感じの車の出物があったら声掛けてくれるかな？』と条件をいくつか伝えてお願いしておいたら、あの青年はいつでも全力で期待に答えてくれるので、すぐに情報をくれて、1台目は予算を若干オーバーで見送って、2台目の情報を聞いた時にそれを買わない理由が見つからないってことで、じゅりーさんの知り合いなら信用できると思って現車確認もせずに手続きを進めてもらって、今日引き取りに行ってきた。

そんなこんなで今日から僕のトランポはこれだ。



TC24セレナ。

じゅりーさんは『引きの強すぎるのりはしさんなんでCVTが心配で心配で…』ととても心配していたが、大丈夫だじゅりーさん。
確かに僕は引きが信じられないくらい強いが、身体が物理的に痛いことはあっても精神的に痛いことっていうのはそんなに起こらないんだ。

それにほら、僕は空白の法則によって年末ジャンボの1等10億円が当たったので、もし壊れたらまた買うから良いよ♪
ジャンボの当選番号、まだ確認してないんだけどね。

車を受け取って我が家に向かいつつ、セレナの納車祝いを兼ねていつぞやの桶スポの帰りにタラヲさんとじゅりーさんとおししのしーで行ったフライングガーデンで爆弾ハンバーグ。



ズッズッズッと切って…



ジュー！
牛肉ウェーイ！！

こねくり回して焼いた牛肉を食べてほっこりした後は、オークションで引っ張って来てもらったままの内装があまりにもダイナミックに汚れていたので、掃除機を掛けようってことで、ついでに洗車。



側はぶつけた痕とサビなんかでずいぶんやれてるので洗車してもあんまり変わんないけど、車内を掃除機掛け倒したらだいぶスッキリした。気分が。

移動時間がだいぶ掛かったので洗車を終えた頃には暗くなっていて、少し明るい場所に行こうってことでロジャースの立体駐車場に移動。

ここでシートを外しておいて、うちのマンションの敷地内の一角に停めてササッと部屋までシートを運ぼう大作戦です。

そんな訳で頑張ってシートを外した。

じゅりーさんが。



いや、違うんすよ。
いろんなことを快く何でも手伝ってくれようとするじゅりーさんに、全部甘えてやらせた訳じゃなくて、僕も心の中で『よいしょ！』とか『フィッ！』とか一緒に掛け声は掛けてたから！ホントに！！

で、セレナの2列目、C24って何かフックみたいなのを引っ張るだけで簡単に外れるやつがあるって聞いて、それだったら良いなって思ったんですけども、14mmのボルト4本でガッツリ留ってるヤツで、シートを外すだけだとスゲー邪魔な出っ張りが残るので、レールごと外すことにする。

前後のカバーみたいなのを引っ張って外すと細長いカバーも両側ペロッと外れるので、防音のマットみたいなのをめくり上げるとレール2本で計7本、14mmのボルトで留ってたかな。



外したレールの跡地はこのままだとちょうどチョックの足が乗る辺りが弱いので、何か考えた方が良さそうかの。



左側の2列目はまだどうするか決めかねているところなので、ひとまずシートを外すだけ外しておいた。



本来はVFR
1台積みで左の2列目3列目は残す予定でキャプテンシートのじゃないと嫌だっていう我が侭を言って探してもらったってのに、どうやら早々に今年の予定が変わってしまって結局シートを全部取り外すことになったのだけど、それはまた別の話し。

ステゴンと違ってセレナの床は初めからかなりフラットなので、レールの後処理と水やオイルが垂れた時に簡単に拭けば済むように、いつものチェッカーのシートを買って貼ったら即トランポ運用開始だな。

それはそうと、先日ステゴンから降ろした荷物を運び入れたリビングに、今日外したシートも更に運び入れたところ、足の踏み場もないとはこのことだな。



風呂、トイレ、キッチンへの動線以外は空きスペースがない。

どうすんのこれ。

さっきから電気の点いていないリビングに行く度に足にダメージを受け続けているので、早々に対策が必要だ。

そういった訳で、車探しに尽力してくれて、今日も一日中あれこれ手伝ってくれたじゅりーさん、本当にどうもありがとう。

尊敬とかそういう小難しいのはいらないので、これからも普通に大事な友達でいてくれ（笑）