失って初めてそれが愛だったと知る。みたいなノリで？

なんていうか先週19日の第9戦ドイツGPの時には『ロッシとロレンソが勝ちまくるのは一時期のマクラーレンホンダのようで些かツマラン』っていう贅沢な感想を述べていた訳ですけれども。

 

昨日はケーブルテレビでMotoGP第10戦イギリスGPの観戦をしてたんですけどね、MotoGPクラスの序盤のトップ争いはとんでもなくスリリングでしたよね。

トップ5台でそれこそコーナー毎に順位が入れ替わるっていう勢いで。

 

125ccクラスと250ccクラスもそうですけどドライなんだかウェットなんだかハッキリしないコンディションってのもあって転倒者続出で。

ストーナーの賭けが失敗っていうのがなければこのトップ争いは間違いなく6台になってたってのは惜しいな、と。

 

こんなにトップ集団が接戦になるのは、普段はプレステ2の中くらいでしかお目に掛かれない。

 

で、良い感じだったのに転倒してリタイア。これまた良い感じだったのに転倒して、それでも5位フィニッシュはスゲぇ！とか何とか大波乱で、終わってみればプレステ2の中でもそうそう見れない表彰台で、競馬だったら間違いなく大穴万馬券ですよコレ！

 

※実際の名称を伏せてるのはまだ結果を知らない人への配慮です。

ただ面倒だったという理由を高感度アップに繋げようと策略しつつお送りしています。

 

で、表彰台に上がった3人を見ていて、はち切れんばかりの喜びがディスプレイを通して伝わってくるんですけどね、それを見つつ先週の感想を真っ向から否定するように『ロッシとロレンソが表彰台にいないコトにガッカリ』している自分に気が付いた訳ですよ。

 

これってもしかして…恋！？

 

いやいや、ネタにしてもキモいだろ。

真顔で下ネタを吐いてる時のみやしたくんクラスの破壊力だぞコレ。

 

とかなんとか違う意味でも盛り上がってた訳ですけど、表彰台に上がっても上がらなくても文句をつけてしまう辺り、人間ってやっぱり我が侭な生き物だなぁ…なんて、ホントは『人間って』なんて大きな括りじゃなくて単に自分が我が侭なだけだっていう事実には努めて目を背けて生きています。

 

何にしてもアレですよ。

転倒して3位入賞はスゲぇ！転倒して5位入賞もスゲぇ！

 

何にも増してナイスガッツアオヤマ！！

 

なんて普段は愛国心の欠片もないくせに、日本人が優勝するとやっぱり嬉しい平凡な人間なんですよ。自分は。

ちぇっ！