ならこう言ってやろう

日々色々、新しい一日一日を懸命に生きている訳ですけれども。

 

人生ってのはいつ何があるか判らない。

良いコトもあれば悪いコトもある。

 

僕がこれまでにやって来たコトというか、10代後半から20代全部を果てしなく破天荒に歩んだっていうバックグラウンドを考慮しつつ努めて客観的に今の自分を見てみれば、普通の（っていうとちょっと語弊がある気がするけども）サラリーマンをしてて、日々ギリギリな状態だとしてもYZF-R1という憧れそのものを何とか維持出来て剰え月に何度とはいかないまでもサーキットすら走れているというのは奇跡に近い。

 

年齢に対する平均収入で考えたら、僕はそれには及ばないだろう。

それでも7年前の自分が今の自分を見たら腰を抜かすか殺意を覚えるかのどっちかだと思う。

 

7年前までの僕は毎日死に物狂いで生きていた。

そうしないと生きていられなかったから。

 

今はあの頃とは生きる意味も目的もだいぶ変わったし、『楽しい』や『幸せ』という価値観すら変わっている。

 

改めて考えてみると今の自分の在り様は、良い意味でも悪い意味でも想像もつかなかった事態。

 

今後のコトは判らないにしても、忌み嫌うというレベルで遠ざけていた『安定』というものを持っていて、それでいて喉から手が出る程欲してもただの憧れでしかなかったバイクに跨がっている。

 

『全部は手に入らない』そんな簡単なコトが理解出来なかったから、何も捨てるコトが出来ずに前にも後ろにも行けなくなってしまって、そうこうしている内にどっちが前かも判らなくなってしまっていた。

 

気付いた時には遅いというコトは嫌になる程たくさんある。

 

でも今の僕には判る。

 

だからこそ今からでも遅くないコトもたくさんあるっていうコトが判る。

 

悩みたいなら悩みたいだけ悩んだら良いんですよ。

迷いたいなら何処までも迷ったら良い。

どっちが前か判らなくなったら目なんか瞑っちゃってれば良いんじゃないですか？

 

それがどっちだろうと、進むコトをやめなければそれが前なんですよ。きっと。

遠回りか近道かは判らないけども、そんなもん進んでみりゃ後で判るよ。きっとね。

 

頑張れとか元気出せとか、そんなの他人に言われてどうこうするもんでもなるもんでもないと思う。

 

前に進んだら良いや。

僕も負けねぇしな。