うみねこニャーニャーストリート

青森から帰って来てからコッチ、やたらと忙しく過ごしている訳ですけれども。

 

今週末から9日間のメガ夏休みに入るので、その影響ってのもあるし、今月中になんとかしないといかん仕事ってのがまたかなりハードルが高い。

そんな訳なので、夏休み中も夜中はチョコチョコ仕事をしないといけなくなるかも知れない。

 

普段ならこんな社会人のような毎日を過ごしていたらちょっとおかしくなって来るトコですけども、ガツンと頑張ってるのは先週末に念願のらーめんふぁくとりーのすけでラーメン（と、つけめん）を食べたってのと、青森-さいたま間と現地でちょろちょろ、都合1,400km以上走ってリフレッシュしたってのが大きい。

 

だってね、2日間で使ったガソリン74.01Lですよ！？

こんだけ走ったらそりゃぁ仕事がどれだけヘヴィーでも1週間くらい保つわぃf(^_^;)

 

そういえば高速上限1,000円が物凄く急に終了して、青森まで一体幾ら掛かるのやら！？と心配してた高速料金も、ETC割引の休日半額とやらで片道5050円。往復でも1万円ってトコで、心配する程の額でもなかった。

 

で、普通に走ってれば片道650kmってのは思う程疲れる訳でもないので、まったくもって日帰りコースだと思うし、ホントそのつもりだったんですよね。

 

ところが、らーめんふぁくとりーのすけに入って注文なんかを済ませてカウンターでハットリとアレコレ話していると、のすけさんが黄色い何かの用紙と、来店時に持参すると約束したBulletViperのステッカーを持ってやって来た。

 

黄色い紙を『はいコレ！』と渡された瞬間に、どんなに強く引き止められても帰って日曜にはR1のプラグとオイルを交換するのだ！と心に固く誓っていた僕の決意がドンガラガッシャーンと崩れ落ち、八戸に一泊しようと決めたのでした。

 

普段連休のないハットリも次の日が休みだったってのと、この時点で仕事で2日間徹夜してたハットリが無事に関東まで戻れるのかちょっぴり心配だったってのもある。かも知れない。

 

そんでどんな紙だったか？っつぅとこんな紙でした。

 

 

前の日にこのブログで『明日行こう』って急に書いて、突然押し掛けたってのにですよ。

こんな実際には相手が存在しているのかどうかも判ったもんじゃないネット上だけの付き合いでですよ。

ホントに来るのかどうかも判らない僕のために観光マップを描いて待っててくれたってのがホントに心底嬉しかったんです。

 

そんな訳で、午後2時前に1度RFのすけを後にして、のすけさんお手製のツーリングマップルに従ってブイブイっと走ってみます。

 

のすけさんお手製のツーリングマップル略してのすっプルによると、初めのチェックポイントは漁港ストアで三島サイダーとあるんですけども、のすけさんがサービスで出してくれたコーラとかレモンスライス入りの水なんかをガブガブ飲みまくった我々としては、サイダーは最後にしようってコトで次のチェックポイント、のすけ本店を目指します。

 

 

あの震災がなければここでこうして写真を撮って、我が家のと全く同じチャイナポケバイの写真とかも撮るはずだった。

 

入り口の割れたままになっているガラスや、奥に写ってる多分従業員用出入り口的なものがノブの部分を中心に内側から外に押し出されるようにひしゃげている様子、駐車場にかたまっている本来ここにこんな大量にあるはずのない海の砂。

 

見ているうちにどんどん悲しい気持ちになった。

 

いつかまたこの場所で、本店営業再開出来る日を楽しみにしています。

その時はまた祝い酒を持って駆け付けますんで。

 

RFのすけ本店を後にして、次のチェックポイント、蕪島へ。

 

 

ここはトモ松さんのこの日の記事で見て知ってる場所だった。

トモ松さんのブログで見た時は、迂闊に食い物でも出そうもんなら大量のうみねこニャーニャーに襲われて、身ぐるみ剥がされるんじゃないかと思う勢いだったけども、どうやら8月はうみねこニャーニャーは島を離れて旅立って行く季節なのだそうで、だいぶ少なくなってた。

 

バイクを停めたすぐ脇の建物が津波の時に地盤が沈下したそうで、大変なコトになっていた。

 

 

この写真を撮ったりしてるウチに、ハットリが話し好きな変なおじさんに捕まってて、色々聞いたんですけども、津波の高さとかを聞いたりホントはあったはずの家がなくなっていたり、近くの港の食品加工業も機会が津波にやられて操業出来ないのだそうで、八戸の中心街で感じた『普通感』はやっぱり表面だけの話しで、本当の復興はまだまだ始まってすらいないのだな…と思った。

 

 

こんな穏やかな海がビルの3階も4階もあるような高さの波を伴って襲って来たら、そうそう消えないトラウマを植え付けられるんだろうな…。

 

で、せっかくなので蕪島の神社に登ってみて、放っておいたら関東までついて来かねない話し好きの変なおじさんをまいて、次の目的地、うみねこニャーニャーストリートを目指します。

 

『のすっプルによるとうみねこラインで記念撮影とあるけども…ここのコトか？？』と入ってみた葦毛崎展望台。

 

 

何やら中世の城跡のような雰囲気と、十字架のような看板で、ちょっとしたヨーロッパテイストです。

 

展望台にはこの手の場所のお決まりで、遠くに見える山の名前とかが刻まれているプレートが。

 

 

いやぁ…あれがハワイ島かぁ…オレ初めて見るよ…って見えるかアホ！

微妙にガスっててちょっと遠くに見えるはずの山も見えねぇ勢いだっつの！！

 

いや、そういう問題でもないですけどね…f(^_^;)

 

次の目的地は白浜海水浴場です。

 

のすっプルにはただ『写真』とだけありますが、ココではビキニを激写しろ！という何かの啓示を受けて男心をソワソワさせながら着いてみると…バイクを停められる場所がなかったのでスルー。

 

そしていよいよのすっプル観光ガイドの最終地点、種差海岸に到着です。

 

 

適当な場所にバイクを停めて眺めると、広大な芝生と岩と海のコントラスト。

 

なんとなく子供の頃の遠足を思い出してノスタルジックな気分になりつつ、ブーツと靴下を脱いで芝生を裸足で歩いてみる。

芝生を踏むサクサクっとしたあの感じ、もうずいぶん長いコト忘れてましたよ。

 

あとせっかく裸足になったついでに海に膝下まで浸かってみるコトにする。

 

ハットリはずっとサーフィンをやっていただけに、『この次の次の波はデカイよ』とか言うんですけども、足だけとは言えあまりにも久しぶりに海に入った自分としては話し半分で聞いていたら、膝まで捲ったジーンズがビショビショになってハットリに大爆笑される。

 

 

波打ち際でキャッキャッキャー♪って大騒ぎしてたら時間を忘れてしまい、約束の時間がかなり迫ってた。

急いで三春屋に戻ったので三島サイダーを飲む時間がなくなった…orz

 

で、その後は既に書いた通りでのすけさんのお家に泊めてもらうコトになって、朝の4時まで飲んで（って言っても2軒目を出る辺りから殆ど記憶なくて寝てたみたいだけどもf(^_^;)）、次の日は朝イチで出発する予定が昼前まで寝過ごすっていう失態を演じたお陰でRFのすけのつけのすけ赤（けっこうからい）を食べるコトが出来た。アレはホント旨かった。寝坊万歳！

 

そんでですよ。

 

こののすけさんが作ってくれたのすっプルで現地で走り回ったのをすっかり忘れて、そのまま八戸自動車道に乗ってしまったせいで、給油のタイミングを見誤って、スタンド併設SAまであと3kmという地点でガス欠を起こすという失態を演じるコトになった訳ですよね。

 

ホントもうビックリ。

 

普段ツーリングとか観光名所巡りとかってのにまったく興味がなくて、ただただバイクに乗って走り続けていれば幸せな僕とハットリですけども、今回こういう計画を持って走るっていうのを初体験して、ツーリング好きな人の気分ってのがほんの少しだけ判った気がします。

 

そのうちちゃんと計画を立ててツーリングしてみるのも悪くないかも知れない。

そんな風に思った八戸の夕暮れ。

ちなみに冒頭でのすけさんがのすっプルと一緒に持って来たBulletViperのステッカーがどうなったか？っていえば、こうなった。

あっちゃー…あれだけ目立たない場所にヒッソリと貼ってくださいよって言ったのに…。

とりあえず八戸のアクセス可能な人はどんなトコに貼られてるのか？ってのを三春屋の5Fに行って見てみてくださいな♪

そんでRFのすけで飯食ってくと良い。
のすけさんホント本店復活を成し遂げた暁には3号店を関東に出してくんねぇかな…。

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