V100純正タイプマフラーは、”純正互換”とは書いていないので、本来はジョークグッズのようなものなのかも知れない（笑）

昨日モレV100用に購入したノーマル”風”マフラーが届いた訳ですけれども。

今着いてるのは僕にこの愉快なバイクを譲ってくれた人が遊び心で作った不思議マフラーが着いているんですよね。



NS50Fのノーマルチャンバーを切った貼ったして作ったらしいんですけども、見た目は面白くて気に入っているものの、どういう訳かあまりにも爆音で朝晩はちょっとアイドリングも躊躇せざるを得ないと思って、一度ノーマルに戻そう、と。

元のエンジンの性能とかちゃんと知りたいってのもあるし。

で、今日の朝職場に着いた傍からさっそく作業を開始したんですけども、元の面白チャンバーを外してひとまずステー側を仮止めしてからフランジを…と思いきや、これですよ♪



ステーが逆くの字にひん曲がっていて仮止めもできない…orz

大きめのモンキーを使ってグイグイ曲げて、だいたい真っすぐかな…っていうくらいにしてゴリッと入れてみると、どうやらピッチは同じみたいなのでくっつきそう。



くっつくっていうなら良いか…安もんのパチもんなんてこんなもんだよねぇ♪と、フランジ側を着けようとするとどうだ！

フランジの角度がずいぶんズレとぉとやないですか。。

なんとか着けようと頑張ってみるのだけどどうにもならず、朝っぱらから途方に暮れていると、通りがかりのYNORのボスがみてくれて、ひとまずフランジ側を無理矢理シリンダーに固定してもらった。

するとやはりマフラーのステー側はズレがあるので、もうこの際力業だ！



スタンドを外して車体側に人2人乗ってもらった状態で、マフラーの下にパンタグラフを突っ込んでグリグリと持ち上げてマフラーを固定した！

間違えた！

固定してもらった！！

元に着いてたボルトだと今回買ったノーマル風マフラーのステーでは長さが十分ではなくてしっかり固定出来ないので、今日はひとまずここまでにしておいた。



エアクリーナーも仮止めしてエンジンを掛けてみるととても静かでこれならまったく問題ない！

マフラーのテールパイプをフタすると何処からも排気漏れせずにエンジンが止まったので、マフラーとしての機能は問題ない様子。

無理矢理にでもくっついてマフラーとしての機能がちゃんと活きてるならまぁ良いかってところ♪

そもそも製品ページにも納品書にも、『V100純正タイプマフラー』とは書いてあるけど、V100純正互換マフラーとは書いてない。



これはアドレスV100のノーマルマフラーが大好きで、アドレスV100のノーマルマフラーでご飯3杯食べられるっていうくらいの人が、トナカイの首のように壁に飾りたいという時に買ったら良いんでないかと思います。一応新品なのは間違いないし置物としての値段もお手頃です。

ただし、溶接箇所近辺に飛んだスパッタを落とさずに塗装をしてあったり、溶接箇所のクオリティ自体があまり高いとも言えない。あとこれは個体差かも知れないけど、ところどころに結構な凹みがあったりもするので、観賞用としては向かないかも知れません。

純正取り外しで程度の良い中古が出てたら絶対そっちの方が良いかも知れないですね（笑）