ブーツにミンクオイル、強風に立ち転け未遂。

今日のさいたまは尋常じゃなく強風が吹き荒れていた訳ですけれども。

 

朝イチで洗濯してベランダに洗濯物を干したらあまりの強風ですっ飛ばされてもう一度洗濯する羽目になったくらいの勢いでしたよ。こんにゃろうめ。

 

風は尋常じゃなく吹いてたんですけども、この季節にしては冷たくないし、日差しは暖かくて空は快晴。風がなければ絶好のバイク日和なんだけども…どうしたもんだろうか、と。

 

昨日はちょこちょこと用事を片付けて余った時間でチャリンコを直してたんでバイクに乗ってないし、せっかくの休みにバイクに乗らないってのも何やら勿体ない話しだ。

 

そんな訳でちょっとフラフラしようと思ってR1を駐輪場から引っ張り出して出掛けてみたんですけども、家から1kmくらいのトコの信号待ちで物凄い横殴りの突風に煽られて後一歩で立ち転けっていう恐ろしい目に遭った。

 

近頃の食費の削りっぷりに筋肉が疎開しているので、持ちこたえたのは奇跡だと思われる。よくやった右足。グッジョブ。

 

走ってる時も直線なのに軽くバンクしていたり、信号待ち毎に突風にあおられてフロントブレーキガチで両足で踏ん張ってないとどうにもならないっていう状況に心を折られて1時間もしないうちに帰って来てしまった。

 

また一週間バイクに乗れない日々がやって来る…。悲しいコトだ。

 

家に帰ってからは特に予定もないんで何をしようかと考えていたらば、バックステップを着けたコトによってだいぶ傷んでしまったブーツの手入れをしてやろうと思い立った。

 

このブーツを買ったのが去年の6月13日なので、約8ヶ月ノーメンテで履いてた訳ですけども、パンツが被らない爪先部分は走行風を受け続けて完全にオイルが抜けて干涸びている。

 

 

買った時の写真と比べても明らかに疲れて来てる。

革のブーツはちゃんと手入れしてやればちゃんと馴染むし味も出る。

そんな訳でレッツお手入れ。

 

 

革靴用のブラシで擦って汚れを落として、普段ツナギに使ってるRS Taichiのミンクオイルを布で刷り込む。

色落ちしたり伸びたりで着なくなったTシャツを手頃な大きさにチョキチョキして取っておくとこういう時便利。

 

取りあえずミンクオイルを全体に刷り込み終わったトコでこんな感じ。

 

 

全体的にオイリー。

編み上げの紐が擦れてる辺りとかベルトに擦られる辺り、他にも稼働部で常に擦られてる辺りは黒光りしてちょっとした年期を感じる。

 

 

バックステップで削られてしまった部分は元に戻らないにしても、オイルを刷り込んでおけばそのうち今のペダル靴下に鞣されて良い感じになって行くんじゃないかと。

 

暫く放置してオイルを馴染ませたら刷り込んだのとは別の布で余分なオイルを拭き取って磨き込んで行きます。

取りあえず終わったトコがこんな感じ。

 

 

写真で見ると磨き込む前を余り変わりないように見えるんですけども、表面の余分なオイルがなくなってビカビカし過ぎないっていうか、なかなか良い感じに手入れ出来た気がします。

 

元々15年選手の代打のつもりで買ったAVIREXのYAMATOなんですけども、最近だいぶ足に馴染んで愛着が出て来てます。

今日の手入れで更に愛着が増してたりもするし、やっぱり革製品って良いなって思います。

 

身に着ける革の製品は使っているうちに必ず自分に馴染む。そのうちソレじゃないとしっくり来ないって思うようになったりとか。

 

そういう感じが好きだ。