チンコ捥げる程の衝撃

数年ぶりにズッコケて怪我をしてしまった訳ですけれども。

 

明らかに角度がマズかった右手首と小指は仕方ないとしても、背中と腰、それから左足の親指の爪が剥がれたのは近頃の装備を身に着けてたら防げたんだろうなぁ…と20年選手のツナギを見てしみじみと思う訳ですよ。

 

ブーツも得体の知れないメーカーので爪先フニャフニャだったし…。

 

そんな訳で、病院から実家まで義姉の運転する車から、何とか自走可能だった我がR1を運転してくれている兄を見つつ、いや、正確には兄が運転するR1を見つつ『いやぁ…なんてカッコ良いバイクなんだろう…』『ホレボレする！』『早くバイク乗りてぇなぁ…♪』とか痛みで真っ青な顔をしつつボソボソ言ってたら、甥っ子（小学2年生）に『そんな怪我したんだからもう少し反省したら？』と言われつつですね、最近のガチなツナギを買おうと心に決めたのですよ。

 

それから甥っ子氏！

ボクはこれでも反省はしてんですよ。それはもう猛省してる。

ただ懲りないだけだ(笑)

 

そんな訳で、ですよ。

今日届きました！

念願のBERIK！！イーーーヤッホーーーーーゥ！！！

 

 

ボクがサーキットを走ってて、凄い勢いで抜かれたり、ジリジリと遠ざかって行くライダーの腰には必ずと言って良い程ベリックの目ん玉が着いてたような気がする。

 

もちろん皆が皆って訳じゃないにしても、やっぱりこのロゴはインパクトがあるからか、ボクのイメージの中では悔しい思いをさせられた時には必ずベリックの目玉がつきまとうコトになった訳ですよね。

 

そんで、その悔しいってのが気が付いたら憧れになっていたっていうか…だってほら、自分より速い人って凄ぇなっていうか、いつか追いついてやっかんな！！っていう気持ちも結局は憧れと同じようなモンだしf(^_^;)

 

あまりにも速く、早く逝き過ぎた48番の彼、自分よりも随分歳が下なのに、久しぶりに『あんなライダーでありたい。あんな風に走りたい！』と憧れた彼もツナギはBERIKだったじゃないっすか。

 

で、BERIKと言えば去年から10万円セットをやってるじゃないですか。

ピッタリ10万円でツナギとグローブとブーツとインナーと、旅行鞄みたいなケースまで付いて来るっていう盆と正月が一緒に来たようなセットのヤツ。

 

もうアレで良いやって思ってたんですけども、年末年始にほぼ寝たきりで色々と考えてた時に、tarawoさん情報であの10万円セットのツナギは動きがちょっとしょっぱいらしい、と。

 

それにしてもボクの20年選手のツナギと比べたら快適過ぎてチンコ捥げる程の衝撃を喰らうに違いないんですけど…折角ツナギを新調する訳だし、ここはひとつもう少し上のグレードを狙うか。ってんで、2009年の新作モデルの在庫一掃的なのを狙って、だいぶ上のグレードのを良い感じの値段で買ったって訳ですよ。

 

それからブーツ。

 

本当は某メーカーの、ローラーブレードみたいにギリギリギリってピッタリに出来るヤツが欲しかったんですけど、何となくBERIKで揃えてみました。

 

 

ボクは『ホントに男なんだろうか…』と不安になるくらい手足が小さいので、EUR37（23cm）を買ってみた所、『うわゎ…コレ失敗だ…入らねぇ…』っていうくらいタイトな足首部分を越えたら奇跡的なピッタリフィット。ちょっと思いついてロヂャースで靴べらを買って来たら履くのも楽になってひと安心。

 

色はツナギと合わせてブラック／ホワイトのモノトーンですね。

履いてみた感じ爪先もかなり安心感ある。良い買い物した。

 

あとですね、今回背中をガツンと負傷したってのもあって、こんなコトはもう2度とあってはならん、と。

 

そんな訳で、脊椎パッドも買いました。バックプロテクターってんですかね。

 

 

種類的には他にも色があったりするようなんですけども、購入店で在庫が切れてて赤白のしかなかった。

特に拘りがある訳でもないし、この色も何となく気に入ったので、買っといた。

コレは今後その辺をフラフラする時にもジャケットの下に仕込んでおこうと思う。

 

なんせ今回の茂原東コースの転倒も、自分の中ではかなり予想外のコトでビックリしたくらいで、かなり慎重にタイヤを温めていたはずが、どういう訳かハイサイドを喰らうっていうオチに展開したので、一般道を走ってる時だって何があるか判んねぇじゃねぇか、と。

 

そんなこんなでアレだ。

トランポ購入に向けて頑張ってた引越貯金は振り出しに戻った。

ってかR1の補修にまだもう少しコストが掛かりそうなので、ここから先はスタープラチナとどちらが最強かを競う程の我がスタンド『ザ・カード（Master）』の出番だな(笑)

 

一時期と比べてだいぶ調子は良くなって来ているものの、右手と背中の数カ所はまだ泣きが入るくらいには痛いっていう状態で、でも嬉しくて試着とかしてみたら、涙目になりながらなんとか着れたものの、背中の痛みで脱げなくなって大変なコトになっています。

 

そんな訳なので、今はツナギを着たまま体育座りでブログを書くという、あまり人に見られたくない状態でさいたまからお送りいたしました。

以上、スタジオにお返しします！！