暴走族レプリカ

旧車會というジャンルがある訳ですけれども。

 

僕としては暴走族と旧車會の境目というのが何処にあるのかイマイチ判ってないんですけども、たまにフラッと高速を走ってたりすると、50台近い集団に出くわすコトがある。

 

僕は自分以外のバイク乗りを否定しないし、良く見るとみんな楽しそうにしてるので、それはそれで良いんじゃないかとすら思う。

 

民家が密集してる地域で真夜中にってのはちょっとアレですけども、回りを山に囲まれた高速道路で昼間にブンブンしてたところで、誰に迷惑って訳でもない…かどうかはちょっと判らないですけども、それなりに迷惑を考えてやってるなら良いんでないの？っていう。

 

自分を見てもそうですけども、16歳で走り屋になってヒザをゴリゴリして、たまにミニバイクでサーキットを走ったりするのが何よりも楽しかった。

困ったコトに20年近く経った今でもサーキットでヒザをゴリゴリしているし、やっぱり何よりも楽しい。

 

僕はたまたまスピードフリークだったので走り屋でしたけども、暴走族が好きで好きで仕方がなかったって人もいるんだと思うんですよね。

 

最近では暴走族を検挙したら40代とか50代の人が含まれていたっていうネタも耳にしますけども、きっとそういう人なんだろうな、と。

 

判る。判ります、その感じ。

でも現役に混じってやっちゃいかんだろってのはあるけどもf(^_^;)

 

自分の場合は歳をとってからは峠やちょっとした駐車場なんかは一切走らなくなって、小さいサーキットでゴリゴリしてますけども、そういうノリが旧車會っていうならそれはそれで良いんだな…きっと。なんつって妙に納得していたりする。

 

それに旧車會なのか暴走族なのか判らないですけども、昼に見掛ける人達は格好もバイクも80年代のスタイルというか、CBX400Fですらちょっと新し目な匂いがする”それっぽいの”ばかりだ。

 

そこまで徹底していたら、それはもう暴走族というよりも、暴走族レプリカなんじゃないかと思う。

『そういう格好とかそういう音が好きだ』っていうならそれはそれで良い趣味だ。そう思う。

 

なんか今日は信号待ちで楽しそうにしてた2台のラメ塗装のロケットカウルを見ながら、そんなコトを考えていた次第です。