ちょっと落ち着けさいたま。

とうとうガソリン泥棒や計画停電中の事故死がニュースに出て来始めた訳ですけれども。

 

計画停電で信号まで消えるっていうのに全ての交差点に警察官が立てる訳もなく、かといって交通規制を掛ける訳でもないってのは状況から言って尋常じゃない。

 

それでもそうせざるを得ないっていうのは、今日本で起きてるコトがそれだけ尋常じゃないってコトなんだと思う。

 

『被災地に必要な物資や食料を届けるための燃料が確保出来ないのでガソリンの買いだめはしないでくれ』そんな要求を何度も何度も繰り返ししなければならないのは、直接被災した訳でもないのに不安に煽られて必要以上の燃料を確保しようとする人が後を絶たないからでしょう？

 

灯油にしてもそう。

今の時期のさいたまは、もちろん寒いとは言っても部屋の中で毛布にでも包まってれば凍死するようなコトはないだろうに、うちの隣りのガソリンスタンドに並んでる軽トラの荷台に灯油のポリタンクを5個も載せてるおっさん、あなたそれに何を入れるつもりなのか？と。普段からそんなに灯油買い込んでるのか？

 

相変わらずコンビニにもスーパーにも水や米は並ばないし、入って来ても一瞬で売り切れるんだそうだ。

 

実際に自分の目で見た訳じゃないんで判らないですけども、さいたまとか都内の人よりも直接被災した人達の方がずっと協力しあったり譲り合ったりしてる気がする。

 

不安不安とは言っても今日寝る場所にも困らず、餓えもせず渇きもしない。何が出来る訳でなくとも直接被災した人達に手を差し伸べるべき周囲の人間が真っ先にパニクってどうすんだろう。

 

そろそろ暖かくなり始めるこの時期にバイクに乗れないってのは寂しい限りだけど、ガソリンの供給がもう少し落ち着くまでは仕方のないコトだし、例えば自分が被害に遭った方だったなら、バイクに乗れないどころの騒ぎじゃなかったんだろうし。。

 

なんていうか日に日におかしくなっていく街の空気を肌で感じると、ガソリン泥棒はそのうちガソリン強盗になるのかも知れないし、ガソリンのために殺人とか起こってもおかしくないんじゃないかとすら思える。

 

それこそ『ヒャッハー！』ですよコレ。

駐輪場に停めてるR1もガソリン狙いでタンクとかやられたら嫌だなぁ…。
ただでさえチャリンコ盗まれたばかりでこのマンションの住人が信用出来ないのに、その上街中がこんな有様じゃ別の意味で不安だっつの。