呪いのテルテルボウズ。

雨でも良いっていえば良い訳ですけれども。

 

レースの本戦があるサーキットの練習に出掛けたら、晴れてようが曇りだろうが雨だろうが、練習をする。

 

決勝が雨だったら雨の練習をしておかないと後悔するし、雨のサーキットなんて難し過ぎて、ドライよりもたくさん練習時間が必要なくらいだとすら思う。

 

なのでサーキットの練習は雨でも晴れでもどっちでも良い。

 

…のだけど、やっぱりドライでガツンと走る方が気分的に清々しいので、出来ればコースは濡れていないに越したコトはない。

 

なので、前回のPride 4の前にテルテルボウズを作ったのですよ。

 

前回のPride 4の結果の記事を書いた時の冒頭に載ってるんですけども、『諸々スルーで行きますよ』って触れないでおいて、『いや、変なの写ってるし！』みたいなコメントをもらったら書こうと思っていたんですけども、そんなコメントなかった上に自分でも書こうと思っていたコトをすっかり忘れていた。

 

そんな訳で仕事帰りに途中下車の旅で100円ショップに行って材料を仕入れて来たのです。ずいぶん前に。

 

 

布と発泡スチロールの玉っころとボタンとゴム。

あとは部屋にあるもので作るコトにする。

まずは適当な大きさに切った布にボタンを縫い付けます。

 

 

頭の先っぽにくる部分に穴をあけて、部屋に転がってた吸盤を通して玉を包みつつ首をふん縛る。

 

 

普通に首に紐をかけると頭の重さで安定しないようだったので、頭の先っぽから吊るせる仕組みという訳ですよ。

 

そんで本当はいかす口を作ろうと思ってたんですけども、100円ショップでアイディアを駆り立てる材料が見付からなかったので、口を隠す方向で。

 

 

頭の吸盤にキーホルダーなんかの輪っかを通して、三つ編みにしたゴムを着けて、反対の端を洗濯バサミにくっつけてある。

 

 

なので、何処にでもぶら下げられて良い感じ。

 

普段はトランポの助手席のトコにくっついてて、サーキットを走る時は車の後ろを開けたトコに時計なんかと一緒にぶら下がっている。

で、レースの時にはテントにくっついてますよ、と。

 

コレを作る時に『雨予報を覆して無理矢理止ませるたびに僕の寿命が2年縮む』という願掛けをしてあるので、それはもう猛烈に効く。

 

前回7月のPride 4の決勝がドライになったのはきっとこの呪いのテルテルボウズの効果なので、僕の寿命は既に2年縮んでいるんですよきっと。

 

そんであと4回も雨を止ませて僕の寿命を10年も奪って行く頃には、目玉のボタンが動き出したり、裾から水がポタポタと滴り落ちたり、ゴムでぶら下がってなくても勝手に浮いたりするようになるに違いない。

 

それはもう恐ろしい呪いのテルテルボウズ。

その名はてるはし。